今日の日本語。
かまとと
「かまぼこも魚（とと）か？」
と聞くように、よく知っていながら知らないふりをすることを言う。
（元々、江戸時代に遊女のことを指して使われ始めた言葉で、今でも、うぶであるふりをする女性に使うことが多い）
かまぼこの原料が魚だって知ってなきゃ、その質問は出ないだろう、という。
NHKの教育番組みたいなものですかね。
社会くん「おねえさんおねえさん、かまぼこって何から作るか知ってる？」
お姉さん「えー？ なんだろう？ あの歯ごたえは、こんにゃくから作るのかなあ？ それとも、おもちみたいにお米から作るのかな？」
社会くん「はずれー。実は、白身魚の肉を練って作るんだよ！」
お姉さん「えーっ！ じゃあ、スケトウダラって白身魚だったんだね？」
社会くん「知ってるんじゃねえか！」
みたいな。
ま、それはさておき。
近所のスーパーで、海鮮丼を買いました。
仕事帰りの時間なので半額になっています。
えーと。
「か……かまぼこも魚（とと）か？」
……少なくとも「海鮮」ではないような。*1
*1:ていうか、卵焼き。
