連休前、2年生の男児との会話。
私「明日からお休みだね。何かすること決まってるの?」
A児「うん、あのねえ、ママのー、おともだちが来る」
私「へえ。お母さんのお友達と一緒に遊ぶの?」
A児「あのねえ、ママのー、おかあさんのー、ともだちのー、子どものー、いとこのー、いもうとのー、女の子といっしょにあそぶのたのしみ!」
私「……そっかー、楽しみだねえ」
問い:「ママのお友達」とA児の関係を推測しなさい。
答え:おそらく、「ママのお友達」は、A児のおじ、またはおばにあたる。
A児が言っているのは、
「ママ(お母さんって言うんだっけ)の友達の子ども(=ぼくのいとこ)の妹である女の子」
ということなので、「友達」の子どもがいとこであるなら、「友達」はA児のおじ、またはおば。
たぶん、「おばさん」とかいう呼び方が嫌で「お友達」ということにしてるんじゃないかなと。
AIで奥さんとビジョンを共有した話。
*前回までのあらすじ
やさしくて美人で癒やし系の奥さんと結婚したブログ主でしたが、結婚前からひとつ悩みがあったのでした……(なお前回などない)
(この記事はのろけを含みます)
私(クロ)「どうしたらいいんだ! せっかくの奥様のかわいさが、なぜか写真に映らない!」
妻(トロ)「それは私が、実は旦那様が言うほどかわいくないからなのでは?」
私「いいや違うね!」
私「ほら、こうしてスマホカメラを通して奥様ちゃんを見るじゃん?」
私「するとすでに、肉眼で見た奥様ちゃんと、画面に映った奥様ちゃんが明らかに違う! どういうことなんだ! 奥様ちゃんの写真写りが悪すぎる!」
妻「ウチのお母さんは、逆に『アンタは本当に写真映りがよくてうらやましいわね』っていつも言ってたけど」
私「いいや違うね!」
私「ほら、料理写真でも、目の前の料理はおいしそうなのに、写真に撮るとなぜかおいしそうに見えないのあるあるじゃない? あんな感じ」
←肉眼 スマホカメラ→
私「なんか、スマホカメラだと妙に陰影が強調されてきれいに見えないんだよな……かと言って、加工アプリで『盛る』のも癪に障るし……」
妻「じゃあ旦那様、この前、AIでイラスト作ってたじゃない? あれを使って、旦那様から見た奥様を作ってみたら?」
私「なるほど!」*1
アプリで加工するのと何が違う、と言われるとよくわからないけど違うのだ。
私「できたよ!」
*2
*3
妻「なんだこれかわいい!」
私「そうなのです、奥様ちゃんはかわいいのです」
妻「そうかあ……旦那さんには私がこう見えてるのか……」
私「見えてるんじゃなくて事実こんな感じですよ? もちろん二次元じゃなくて三次元だけど、雰囲気はこんな感じ」
そういえば、コンピュータの力を借りてウチの奥さんをイラスト化する試み、大昔(2008年)にもやってました。
デジタルモザイク処理的なもの。 - 小学校笑いぐさ日記
でも本人の反応が全然違う。
テクノロジーの進歩すごいですね。
後日。
妻「今、脱衣所の鏡で自分の顔見てたんだけど、なんだかだんだん、旦那様の作ってくれた絵が正しいような気がしてきた……」
私「正しいよ?」
正しいですよ?
なんか本人に好評なので、今後も時々やっていきたい所存です。
皆様にもオススメ。夫婦円満のためにぜひ。
非常用保存水をずっと保存しておくとこうなる。
2017年製造の防災備蓄水がなんとかかんとか、一部で話題になってました。
togetter.com
それで確認したら、ウチにある非常用保存水は2012年製造でした。
(東日本大震災に触発されて買ったのが丸わかり)
12年もの。
保存期間5年だそうなので、くだんの防災備蓄水が製造された年に期限が切れてるわけですね。
しかし、見たところ濁ったりコケが生えたりする様子はありません。ほこりは積もってたけど。
(村上春樹の長編エッセイ「遠い太鼓」に、ギリシャで買ったミネラルウォーターの瓶の中に緑のコケが生えていたという話がありますが、あれがどれだけすごい話かという)
というのも、こういうのの「期限」がなぜ設定されているかというと、衛生上の理由ではなく、ペットボトルから徐々に蒸発して減っていく(内容量が記載どおりでなくなってしまう)からなんだそうです。
透明なペットボトルだからわかりづらいかも知れませんが、上の写真、手前側のボトル、ラベル部分が凹んでいるのがわかるでしょうか。
奥のボトルは、下の方が凹んでいます。
並べるとこんな感じ。
別に押したり落としたりしたわけではなく、自然にこうなりました。
不思議です。水蒸気が出て行くなら、逆に空気が入ってきそうなものですけど。
ともあれ、問題の防災備蓄水は2024年8月が期限とのことなので、まあ全然大丈夫なんじゃないでしょうか。
なお、別に、これだけが我が家の非常用保存水ではなく、もっと新しい水もあるのですが、引っ越す時に
「そういえばこれ買ったのだいぶ前だな……」
と思って取り出してみたらすでに凹んでいたので、このままだとどうなるのか気になってとってありました。
このまま水が減っていって、いつかぺちゃんこになるんでしょうか。
そうなる前に、この「非常水」が必要にならないといいのですが。
末尾ながら、このたびの地震で被災された方の安全と、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
(わずかながら赤十字に寄付してきました)
大谷選手が寄贈したグローブが、体育の授業で使われることはありません。
大谷選手が、国内の小学校にグローブを寄贈してくださる予定だとか。
それでいろんなことを言ってる人がいますが……。
大谷翔平 ジュニア用グローブ約6万個を日本のすべての小学校に寄贈へ | NHKb.hatena.ne.jp「校長が持って帰る」「担当教諭がメルカリで売る」「しまい込まれて日の目を見ない」この辺の事例は少なからずありそうだから、体育でバリバリ使って欲しいもんだ。
2023/11/09 18:04
あのですね、そもそも小学校の体育って、グローブ使わないんですよ……。
小学校の体育の内容は、低学年・中学年・高学年で分かれています(算数みたいに学年ごとではない)。
文科省の資料。
ゲームについて~ベースボール型ゲーム
表の通り、子どもの発達段階に合わせて、
低学年:ボールゲーム
中学年:ゲーム(ベースボール型ゲーム)
高学年:ボール運動(ベースボール型)
という感じで発展していきます。
(「ベースボール型」の他、「ゴール型」はサッカー・バスケ系、「ネット型」はバレー系)
まず中学年の「ベースボール型ゲーム」。
ピッチャーが転がしたサッカーボールをバッターが蹴る「キックベース」、ティーの上に置いたゴムボールを手やラケットで打つ「ティーボール」などを扱います。
www.youtube.com
高学年の「ベースボール型」。
ピッチャーが投げた柔らかいボールをバットで打つ「ソフトベースボール」などを扱います。
www.youtube.com
動画では「ソフトボール」って呼んでるけど、いわゆるソフトボールとは全然違うゲームなのでやめて文科省。
ルール的には野球より簡略化されていて、ランナーにタッチするのではなく、拾ったボールに守備側が集まるとか、打者一巡でチェンジとか。
というか、より楽しく遊べるように、子どもたちが相談し、自分たちの実態に合わせてルールを調整することが奨励されています。
しかし今回一番重要なのは「動画見ても、誰もグローブはめてない」ってことですね。
だって柔らかいボールを使うし……。
余談ながら、昨今では、ドッジボールをやるにも、ソフトバレーボールみたいなふわふわしたボールを使います。
私が子どもの頃は、バスケットボールに使うような固いゴムボールが飛び交って、それがみぞおちに直撃して泣いた記憶があるんですが、今は全然。
それでも「首から上はセーフ」というルールだけは残ってるので、子どもたちは姿勢を低くして積極的に頭から当たりに行ったりします。
低学年? 低学年は、そもそも「ベースボール」ではないので……。
www.youtube.com
一年生なんて、ドッチボールですらルールが把握できないことがあるんですから。(当たったらどこへ行けばいいのかわからないとか、当てても戻ってこないとか)
アウトとかチェンジとか進塁とか無理ー。
で……低学年用のグローブを3つ寄贈してくださるんですか……そうですか……。
「指導要領になくても野球を扱ったらいいだろ!」
ってお考えの方もいるかも知れませんが、指導要領は一応子どもたちの発達段階を考慮して編成されています。
掛け算九九を学習してない子に割り算を教えられないのと同じで、まともにボールを投げられない(低学年だと、ドッジボールのコートの反対側までボールが届かない)子にグローブはめて野球やれっていうのは無理です。
もちろん、個人的に野球クラブに入ってる子は別でしょうけど。
「低学年用グローブ」というものが存在する以上、そういう子もいるでしょう。
そりゃあ、個人的に習ってれば、低学年で25m泳げる子もバイオリンが弾ける子もいますわな。
でもそれは低学年の授業でみんなにバイオリンを弾かせて25m泳がせて野球をやらせられるという意味ではない。
無理にやらせても、「わけがわからなかった」「楽しくなかった」「ボールが怖かった」という記憶が残ってしまって、大谷選手の意図と逆効果になってしまう気がします。
それでは、もらったグローブがどうなるか……は、まあ私が決めることではありません。
おそらく、
「校長会で検討して、市内で統一した対応を」
みたいな話になると思います。
でもたぶん、正面玄関のガラス戸に、色々な賞状やトロフィーと並んで展示されることになるのではないでしょうか。
「ちゃんと活用しろ!」
という声もあると思うのですけど、冒頭にあるような
「メルカリで売ったんじゃないか」
とかあらぬ疑いをかけられてもアレなので、みんなの目に見えるところに飾っておくことになるんじゃないかと。
そもそも使えといわれても、本校の場合、学校の備品にグローブがないんですよね……授業で使わないから。
そこへ3つばかりもらっても野球はできません。
むしろ、中学校は授業でソフトボールやるから、そっちに寄贈した方がまだいいんじゃないかと思うのですが……。
っていうか、学校にとって、寄贈品ってたいへんめんどくさいものです。
いただいたものなので、うかつに処分できない。
これまで、あちこちの学校で、半ば風化したような動物の剥製とか、ばかでかい彫刻とか、壊れかけた模型とかを見てきました。
どう考えてもゴミだろ、って思うようなものが後生大事に取ってある時、だいたいどれも「寄贈」って札がついてるんです。
大谷選手のグローブもそういうことになるのではないかなあ、と思います。
もちろん、校内に野球部があるとか、有効に活用できる学校も必ずあるとは思うのですが。
でも、だったら、せめて学校側に希望をとってほしいな、と思います。
その方がお互い幸せなんじゃないでしょうか。
相手の都合を聞かずに送りつけるのが迷惑なのは、何も被災地への支援物資だけではないと思うのですよね。
(個人的には、体育振興のためなら、グランド用の砂を1トンくらい寄贈するといいんじゃないかと思います。あれ減るので……あっ、でもちゃんとお住まいの地域の学校に相談はしてください)
ソリテール「女子オタクは違う生き物なのにみんな似てくる…それが進化の証」
うちの奥さんに「葬送のフリーレン」を勧めたらドはまりしました。
アプリで読んでいたのが、特典目当てに単行本を買いそろえ、それを他人に貸して布教にいそしみ、とうとうサンデー本誌を買うように。
妻「ダーリンダーリン大変! サンデーが売り切れてる! ほら、ジャンプは残ってるのにサンデーが売り切れてるよ!」
私「……そもそも入荷数が違うんじゃないかな……いや、売り上げ延びてるのは確かなんだろうけど」
アニメは
「動きがすごい!」
「アニメ化スタッフの再解釈が入ることで理解しやすくなった!」*1
と言いつつ、夫婦で一週遅れで視聴しています。
時々単行本を読み返しながら悲鳴を上げたりしています。
妻「ヒンメル! ヒンメル萌え! 不憫男子萌え!」
私「……奥様、801ちゃんそっくりになってるよ?」
こんなの。*2
*3
妻「私はやおいじゃないよ? ヒンフリ推しだよ?」*4
私「うん……でも動きが……」
(ウチは猫はいません)
(雑コラにしてすみません)
なるほど小島アジコ先生は、ものすごく人間観察力(または女子オタク観察力)の高い人なんだなあ、と思いました。
あと、「801ちゃん」を見てると、女子オタクがとても面白いものに見えるんですが(実際、表面を見てるだけだとそうなのですが)、言ってることをよく聞くと作品の読解が非常に深いので「へえーっ」ってなります。
「801ちゃん」も、奥さんは実のところとても理知的な方だし。
同じく腐女子を扱った「腐女子のつづ井さん」や、ガルパンおばさんの一連のツイート(百合萌え)など見ていても、いわゆる「登場人物の気持ちを考えましょう」能力がとても高くて考察が深い(し、その内容がちゃんと作中の描写に基づいている)ので、見た目の奇矯さに騙されてはいけないと思います。
……いやまあ私は、ヒンメルからフリーレンへの想いとか、フェルンからシュタルクへの気持ちとか、奥さんに言われるまで全然読み取れなかったポンコツなので、アテにならないかも知れませんけども。
(「鏡蓮華の回読み返して!」だそうです。「でもアニメはopとかで鏡蓮華を推しすぎだと思う」とも)
私「……というわけで、やっぱり女子のオタクの方が、心情の機微の読み取りが深い気がする……男子にも考察勢はいるけど全然違うこと考えてるし」
妻「何を考察してんの男子って?」
私「『魔族の精神構造とは』『人間の魔法と魔族の魔法の違いについて』『魔王はいかなる力を持ち、勇者ヒンメルはいかにそれを倒したのか』……」
妻「おお……びっくりするほど興味が持てない……。あっでも、ヒンメルと魔王の戦いがどんなだったかは気になる!」
ともあれ、妻曰く、
「フリーレンを読んで、ダーリンとの時間を大切にしようと思った……死んだおばあちゃんのこと思い出した……」
だそうで、最近愛情表現がとみにダイレクトになってきました。
ありがとうフリーレン。勇者ヒンメルよどうか安らかに。
数年ぶりに同人誌即売会にも行くんだそうです。気をつけて。
信心はネズミ経ヘルニアには効かないがそのうち効くようになる。
「鼠経」という昔話があるんですよ。「おんちょろちょろ、穴のぞきそうろう」ってやつ。
nihon.syoukoukai.com
しかし、先日ふとそのタイトルでググったところ、まったく検索結果に出てこないことが判明。
鼠経 - Google 検索
Google先生が「もしかして: 鼠径」とサジェストしてくるのはまあ仕方がない。
「鼠径ヘルニア」って書いてあるページを検索結果に出してくるのももう仕方ない。
しかし、サイト自体にばっちり「鼠経ヘルニア」って書いてあるのどうなの。
www.hosp.hyo-med.ac.jp
www.med-junseikai.or.jp
www.inouemh.or.jp
kimura-hospital.jp
osaka.jcho.go.jp
sk-kumamoto.jp
他多数。
以前、NATROM先生が、
「『マコモが肝炎、腎炎、月琴炎に効く!』って主張してる人がいるけど、月琴炎ってなに?」
という記事を書いていました。
クロロフィルが予防する謎の疾患「月琴炎」とは何か - NATROMのブログ
件の記事では、「月琴炎」とは、「膵炎」をOCRが誤認して生まれた語で、さらにそれがコピペされて一部界隈に広まったものであろう、という話でした。
それはなるほどトンデモさんは仕方ねえなあ、という話だけど、れっきとした医療機関の皆さんがタイトルに堂々と「鼠経ヘルニア」って書いてるのどうしちゃったんですか……?
誤変換……でもないだろうし。(「そけい」で変換して「経」が出てくるIMEとかあったら罠すぎる)
まあ……とりあえず、「鼠経ヘルニア」という表記は「鼠経」でググる時の検索ノイズになるのでやめてほしいとおもいました(そんな人あんまりいないと思うけど)。
「ねずみ経」とかの話。
ところで、なんで「鼠経」でググってたかというと。
(全然違う話なので畳みます)
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この話自体が面白いかどうかはともかく、ちょっと好きなのは、いんちき坊主*1のいんちき経であっても、心から信じて唱えるお婆さんにはちゃんと御利益をもたらす、という発想が垣間見えるところです。
それがもっとはっきりしているのは「木仏長者」で、山中で拾った「仏像みたいな形の木の棒」が、大事に拝んでいる奉公人の若者にはちゃんと報いてくれる。
nihon.syoukoukai.com
天竺から持ち帰った有り難い経典であるとか、仏師が魂を込めた仏像であるとかいうことは、昔の人は重視しない。重要なのは拝む側の真心なんですね。
あと、昔話の「仏像」って、「仏様をかたどった像」ではなく、個々の像それ自体が生きて人格を持ってる扱いなのも素朴で良い。
もし、仏像が「仏の像」で、目に見えない仏様のテレキネシスで動いているなら、仏像2つが相撲を取るのはある意味「一人相撲」なわけですが*2、「木仏長者」ではそうではなく、どちらの仏像も本気で、それ自身の力で相撲を取っている。
「まんが日本昔話」版にはないのですが、「なぜ負けたのか」と問われた金仏が、
「だって、木仏は毎日お膳を供えてもらってるけど、こっちは年に一度の正月だけだもの、力が出なくて……」
と答えるバージョンもあって、仏像が個体として扱われているのがわかります。
有名な「かさじぞう」もそうで、地蔵菩薩がじさまの信心に報いるならもっと気の利いた方法を使えばいいのに、石地蔵それ自身がえんやらえんやら雪道を荷物を担いで「恩返し」にやってくる……という、もはや菩薩とは無関係な不思議クリーチャーとして振る舞っています。
こういう話、昔の人の宗教観、仏教に対する理解度を推し量れる気がして好きです。
「昔の人」と言わず、それを語り継いできた日本人には、今でもそういう気持ちがずっとあるのかも知れません。
「結婚式場のチャペルで出てくる牧師の9割はただのコスプレで、台本通りしゃべってるだけ」
みたいな話はずっと前からありますが、それがあまり問題にされないのも、
「本人たちが本気で愛を誓ってるなら、そこにいる牧師が資格を持ってるかどうかなど些細な問題だ」
という意識があるからではないかな、と思います。
そういう、気になる民話だから、鼠経ヘルニアが検索ノイズになるのちょっとなんとかして欲しい……。
お気持ちって言った方がお気持ちなんですぅー。
学校には、ソーシャルスキルトレーニングが必要なお子さんもおり、それに使う色々な教材があります。
これは、本校にあるソーシャルスキルトレーニング用の教材の一つ、「ソーシャルスキルトレーニング絵カード(エスコアール)」です。
株式会社エスコアール > 製品情報 > ソーシャルスキルトレーニング絵カード*1
子どもが生活する上で遭遇しうる色々な場面が、紙芝居のような絵カードになっています。
この教材では、どの場面も、
「1:選択を迫られる場面」
「2:悪い例」
「3:良い対応を考えよう」
みたいな感じの3枚1組になっています。
例えば。
隣の子の筆箱が傷んでいるのが気になります。
言い方ァ!
「じゃあ、なんて言えば良かったのかな?」
と考えるのが、ソーシャルスキルトレーニングのひとつなわけですね。
こんなのもあります。
言い方!
p-bandai.jp
他意もアフィもないリンク。
それはさておき。
私「さて、なんて言えばいいと思う?」
A児「大丈夫だよ、とか言う」
私「そうね。……でも、プレゼントをもらったんだから、まず……」
A児「ありがとう」
よく考えた挙げ句に「大丈夫だよ」って言ってしまうのが、ソーシャルスキルトレーニングの必要な子なんですね。
さて。
私「これも良くないよねえ」
A児「注意されて法律とか言い出す人ヤバいでしょ」
私「でも、ホントにこういう人いない? 『そんなのいつ決まったんですかー。何時何分何秒、地球が何回回ったときですかー』とかさ」
A児「いるいる! 『それってあなたの感想ですよね?』とか!」
私「……そのフレーズ、そういう扱いなんだ……」
ソーシャルスキルトレーニング。大切ですね。
*1:リンクを踏んでも私には一銭の得もないので安心してください。