学校職員の服務について

昨日の日記について反省。
 
民間の人は私よりよほど忙しいわけですから、このくらいで愚痴ってはいけませんね。
いつも教育委員会からはそう言われるんですが。
 
「民間はもっと忙しいんだ! このくらいで弱音を吐くな! 最前線の企業戦士のみなさんはな、コンクリートのジャングルの中、泥水を啜り、ミミズのうどんを喰って戦ってるんだ! 銃後の貴様らがそんなことでどうする! 歯を食いしばれ!」
 
でも、当の教育委員会は5時過ぎると電話に誰も出なくなるんですが、そのへんどうなんですか。
この間、「今日中に提出」って言われてた書類が間に合わなくて(無能)、5時半に教育委員会に行ったら、担当者がいないどころかそもそも建物全体の明かりが消えて入り口は施錠されているという。
せめて誰か残っていて、「じゃあ、明日担当の者に渡しておきますね」となるかと思ってたのに。
仕方がないんで翌日朝に提出に行ったら、8時過ぎてるのに担当者がまだ出勤してないし。
「じゃあ、担当の者が出勤したら渡しておきますね」
 
さすが教育委員会には有能な人材がそろっているんですね。
通常の勤務時間内に仕事がみんな片づいてしまうという。少し見習わないと。
(全国の教育委員会の名誉のために言っておくと、隣の市の教育委員会は、確認した限りでは9時でも電話が通じます)
 
なんでこんなことを書くかというと、今日、本校の前教頭に会っていろいろ話を聞きまして。
そしたら、「よその学校は鱶沢小学校よりよっぽど忙しいから、転任する時は覚悟するように」と言われて、いろいろ実例を。
前教頭の現在の勤務校では、夏休み明けの宿泊学習に向けて、担任の先生たちが打ち合わせ中とかで、自発的に土日返上で集まって会議してるんだとか、そういう話をいろいろ。
 
思えば、私は前任校でも暇でしたっけ。
その一方で、前任校の隣の学校は年中無休24時間営業でしたし。0時前に退勤すると、「〜〜先生今日は早いね」と言われるという世界。
今の私なんか、9時まで残ってると、地域の人(バレーの練習で学校の体育館を借りに来た人)に「先生は帰るの遅いんだねえ」なんて言われるのに。
……学校によって差がありすぎですよ。
 
だから、土日の野球の引率くらいで文句を言っては罰が当たりますね。
言うけど。ていうかスポーツは嫌いなんで。
 
ともあれ、世間一般の教員は私より忙しいので、昨日の日記を読んだ民間の方、その辺どうかご理解下さい。