打ち合わせてきた。

 いよいよ今度の月曜から復帰訓練が始まるよー。
 
 うう。
 
 えーと、復帰訓練を開始するかどうかの審査が月曜日にあったそうです。
 
 審査会、校長先生が県教委に行っただけで私は出席してませんが、それに合わせて診断書の提出を求められたので。
 
 で、無事……というかなんというか審査に通ったらしく、予定通り訓練が始まることに。
 その日のうちに校長から電話があり、訓練について打ち合わせを持ちたいので、学校に来るか校長・教頭・教務が自宅を訪問するか選んでくれ、と。
 
 どっちにしても緊張するんですが、来てもらうのも申し訳ないし、掃除も大変なので学校まで行ってきました。
 
 子どもと鉢合わせしたらどうしよう、とかドキドキしたのですが、幸か不幸か授業中でした。
 
 いくつか驚いたことがありますが、最初に驚いたのが、久しぶりにスーツを着ようとしたらカビだらけだったこと。
 ずっと部屋の壁に吊してあって、一見すると異状なかったんですが、上着をとったら中のスラックスが粉を吹いてました。うああ。
 
 3番目に驚いたのが、メモを取ろうとしたらうまく字が書けなくなっていたこと。
 よく考えると、半年近くの間、ほとんど手書きで字を書く活動をしなかったのです。
 大丈夫か。
 
 電話があった時に聞かれていたのが、
「訓練で担当する学年は、元の学級がよいか、他に希望する学年があるか」
 という話で……。
 
 誠に申し訳ないのですが、他の学年を、と希望しました。
 昨年も担当した2年生を。
 
 ……え、「2番目に驚いたこと」ですか?
 
 打ち合わせは校長室だったんですが、最初に来たのが教頭先生でね?
 
 手帳を取り出して開口一番
「で、いつから復帰訓練が始まるんですか?」
 
 ……。
 
 まあ、月曜日に審査会があって、火曜は校長先生が出張だったそうなので、水曜に知らなくても仕方ないかな?
 
 私は半年前から予定を知ってましたけどね?
 
 ……4番目に驚いたのは、家に帰ったら卒論ちゃん(最愛の妻。教育委員会勤務)が
「今日、静音沢の用務員さんが来て、
『復帰おめでとう』
 って言ってた」
 ……ということ。
 
 校長と用務員が知ってて教頭と教務が知らないってどういう状況なんだろう。