校長先生、たまに「校長ブログ」って言ってるます。

 本校の学校ブログ、校長が自分で書いているために、(おそらく多くの学校がそうであるように)誰のチェックも受けておらず、結果的に学校から出る文書の中で最も誤字脱字の多いものになってしまっている…という話は以前書きました。
 
 とうとう、それを保護者からも指摘された…らしいのです……が。
 
 で、指摘を受けた後のブログ記事。
「…というご指摘を頂きました。
ブログ更新にあたっては、教頭・教務主任・事務官および他の職員のチェックを経ておりますが、今後チェック体制を強化し、今後このようなことのないようにしていきたいと思います」

 
 え、私らのせいなの?
 
 で、打ち合わせで当然のごとく
「本校のブログなのだから、先生方も退勤前にチェックするようにして欲しい。
 そして、間違いを発見した場合には、校長に連絡を」

 アクセス稼ぎ乙です。
 
 校長先生、自分で書いてるブログの反応が気になる気持ちは大変よくわかるんですが、本校は小規模校なんですから、学校規模に見合ったアクセス数しかないのが当然だと思うんです。
 それを、ブログランキングの順位に校長が一喜一憂したり、更新頻度やアクセス数を稼ぐために学校とは無関係な話(校長先生が夫婦でどこかに旅行に行ったとかいう話です)まで「学校ブログ」に書くのって、何か違うと思うんです……。
 
 ともあれ、「間違いがあれば」と言われはしたものの、児童の名前が間違ってるとか、明らかな事実関係の誤りであればともかく、
人間ドッグ
 とか
「①年生」(丸数字)
 みたいなのまで校長に指摘するのもどうかなあ……などと思ってしまい、割とスルー。
 保護者の皆様には申し訳ない。
 
 ……なお、一度指摘したものの直されなかった模様。
 
 まあ、ブログの質を上げる、ということであれば、校長だけでなく、担任がそれぞれに学級の様子や出来事を写真付きで載せるなどすれば、保護者も喜んで見てくれるんじゃないかな、と思うのですが……。
(もっと都会の学校では、そういう事例ってあると思うのですよ。子どもたちが理科の観察の時にデジカメで撮った写真が載るとか)
 
 ただ、そんな提案したら他の先生方から恨まれるに決まっている(月一回発行の学年便りだってなかなかの負担なのに)ので、胸の内に秘めて、校長先生にお任せしていたりします。
 
 そういう意味では、本校のブログの状況について、私にも責任の一端がある……と言える、のかも知れません。