……最近、本校で、疑似科学関連でアレなものの影が見え隠れするようになってどうしよう、などと思っているのですが、ここであまりネタにするわけにはいかないのがつらいところです。
なにぶん、本校では校長が学校ブログを書いておりまして、具体的に「ホメオパシーが」とか「水からの伝言が」とか名前を(これらはたとえ話で本校の話ではありません)書いてしまった場合、もしも近いうちに校長がそれを(肯定的に)ブログに書いた場合、ググって学校が(ひいては私が)特定されてしまうおそれがありますので……。
いやあ、世の中、従業員がブログとかTwitterとか2chとかで会社の裏話等を書くのを阻止すべく、社員教育に不毛な努力を払っている企業も多いと思うのですが、本校では公式ブログの存在によってそれが簡単に抑止されているわけですね。
……まあ……、公式であるブログに変なことを書いてしまったら、職員の「裏話」をいくら抑止しても意味ないわけですけど……。
まあ、今のところ子どもたちの教育内容に影響を及ぼすような状況ではありません。
個人でホメオパシーを試してるだけなら信教の自由の範囲内だと思いますので。
……それにしても校長先生、ブログのアクセス数がすごく気になるみたいで……。
やったことの成果が、目に見える数字ですぐさま現れる! ……という経験は、教育現場ではなかなかありませんし、まして、ゲームとかネットに触れる機会のなかった上の世代の方では、今になってアクセス解析とかにハマってしまうのもわかる気がするんですけど……。
でも、児童集会で
校長「この学校の児童のみなさんには、3つ素晴らしいことがあります! 1つ目は、あいさつが大きな声でできること。 2つ目は、部活動で素晴らしい成績を挙げたこと! 3つ目は……ブログに書いておきますので、今日おうちに帰って、おうちの人と一緒に見てください」
……みたいなことをするのはさすがにどうかと……。
デジタルネイティブ世代だって、さすがに
「続きはwebで!」
で終わる校長講話は見たことないんじゃないかな……。