学校における電子通信の有効性について。

 金曜日、学校に行ったら机の上に文書が届いてまして。
 タイトルは、
ライブ配信「感じる・伝える・考えることばの力」のチラシ送付について
 
ライブ配信」って何だろう、と思ったら、ニコニコ動画の生放送だそうです。その連絡でした。
 いやあ……、お堅いイメージのある文科省が、ニコニコ動画を活用する時代なんだなあ……と、文科省が変わったのかニコニコの裾野が広がったのか(たぶん後者)、感慨にふけっていたのですが、それだけならブログに書いたりしないわけですよ。
 
 放送日が「3月26日(火曜日)」。
 
 終わってるじゃねえか!
 
 書類の記載を見る限り、発送元である「文部科学省大臣官房総務課広報室」から文書が発送されたの3月15日。
 で、それが県教委→市教委と流れてきて、市教委から発送されたのが3月27日。
 
 ……その時点で終わってるんですが。
 
「できるだけ多くの教職員、保護者及び児童生徒の皆様にご覧いただければ幸いです」
 って言われても……。
 
 たとえ2・3日早く到着していたって、春休みに突入してしまったら子どもたちに周知なんてできないわけで。
 
 まあ、文書によれば
ライブ配信番組の内容は、後日、一部編集してYouTube及びニコニコ動画文部科学省チャンネルに掲載する予定です」
 とのことなので、無駄ではないんでしょうけど。
(ほら、私はこうして広報に協力しましたよ文科省の人!)
 
 一体何が悪かったのか。
 
 もっと早くよこせ市教委、とか、事務が積み上がってる年度末にやるんじゃねえ文科省、とか色々思うわけですが、ニコニコ動画を活用する時代なのに文書を紙メディアで流すのがそもそも間違いなんじゃないか、と思わぬでもなく。
 まあ、チラシを送付したかったから、ということなのかも知れないですけど、本校に届いた「チラシ」って、A4一枚きりですよ?
 全校児童分、百枚単位で送ってくるならまだしも、これならpdfで送ればいいんじゃ……と思ったことでした。
 二酸化炭素排出削減にもなるし*1
 

*1:十中八九印刷されないから、ますます削減になるよ!