ええ、ヴァージニア。サンタクロースは存在します。

メリークリスマース!(遅)
 
よい子のみんな、サンタさんは来てくれたかな?
 
A児「きました!」
B児「うちは23日にきた!」
 
あわてんぼうのサンタクロースか。
 
C児「ぼくね、まくらもとにくつしたさげといたけど、プレゼントがそこじゃなくてまくらのしたにはいってたんだよ!」
K村「ははあ。プレゼントは何でしたか」
C児「バットとボール」
K村「それを靴下に入れろというのか」
D児「うちはサンタさんこなかったー」
 
ありゃー……。
まあ、家庭によっていろいろ経済事情も違いますからね。
 
K村「そうかー。私のうちも来なかったよー」
D児「そっかー。せんせい、ぼくんちとおんなじだー」
E児「おとなにはこないんじゃないの?」
 
余計なことを言うな。
 
F児「うちは、ぼくとおにいちゃんと、おとうさんとおかあさんとおじいちゃんとおばあちゃんにもサンタさんがきました」
 
何それ。
うらやましいぞ。
 
F児「せんせいのうちは子どもがいないからこないんじゃないですか?」
 
サンタの性質が明らかになる25日でありました。
 
疑似科学許すまじ、の私ですが、サンタの幻想を壊すのはなぜか気がとがめるのでやりません。
真実とファンタジーの区別がつく大人になって欲しい、とは思うけど、ファンタジーを経験したことのない人間にもなって欲しくないから、かな?
 
サンタクロースってほんとにいるの? (かがくのとも絵本)
ちなみにこの本では、来ない家もあるのは、
「病気の子どものそばで話し込んで、回りきれなかったのかな」
ということになっています。
 
「いるよいるよ、もちろん」
という前提に立って、子どもの(もっともな)疑問に答える本でした。
 
……あまりにも、「いますよー」という前提に立ちすぎるのもむにゃむにゃ……な気がしてならないんですけどね……。
 
そういう意味でも、
「います。目には見えませんが、確かにいるのです」
ってのは、確かに素晴らしい回答だったんだなあ。

サンタクロースは存在します。そして永遠に存在し続けるでしょう。
千年経っても……いえ、千年の十倍のそのまた十倍の年月が流れても。
サンタクロースは、幼年時代の心を喜びで満たし続けるでしょう。
(原文:サン新聞社説1897年9月21日 拙訳)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%AF%E5%AE%9F%E5%9C%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B

子どもたちの幼年時代が、豊かなものでありますように。