朝教室に行く途中、階段を上がってすぐの廊下で、黄色い水たまりを発見。
「ーーッ!!」
1年生の教室は1階ですから、1年生ではあり得ません。
……となると、うちのクラスの2年生?
とりあえず、子どもたちには気づかれないように急いで雑巾を持ってきて拭き取り、雑巾は直ちに廃棄。
「……それにしても誰だろう……」
去年は、トイレに行くのが間に合わなくて、2回くらい保健室で新しいパンツをもらった子がいたのですが。
今回、誰からもそういう申し出もなし。
それに、階段の上にだけ水たまりがあって、階段に痕跡がないのも不可解。
「まさかいたずら……ってことはないよなあ……」
誰の仕業か気になるのは事実ですが、隠しておきたい気持ちもよく分かるわけで。
全員の前で犯人探しをするのもなあ……。
と、一日考え込んだ末に、結局、帰り際の子どもたちに、
K村「そういえば、今朝、なんか階段の上に水たまりができてたんだけど……」
と、気づかないふりで切り出して、全員の顔色を伺いました。
すると、
B児「わ、わたしじゃないです!」
C児「あ、それ、4年のDくんですよ!」
E児「朝来るとき、お茶こぼしてました!」
お茶か!
本当に気づいてませんでした。
本校では、風邪予防のため、12月から、昼休みの後などにお茶うがいを実施しています。
お手数ですが、御家庭で、お茶を入れた水筒などをご用意ください。
(保健だより)
タンニンに殺菌効果があるとか何とか。
皆様も風邪にはお気を付けください。
F児「どうしたんですか?」
K村「……あー……いや。そうか。そうかー、先生が掃除したんだけど、こぼしたまま行っちゃのは良くないねえ」
ちなみに、「わたしじゃないです!」とか動揺してた(ように私が感じた)のが、去年パンツをもらった子。
疑心暗鬼を生む。むやみに子どもを疑ってはいかんなー、と思ったことでした。
……それにしても、雑巾捨てなければ良かったな。