教室における哺乳類の世話に関する覚え書き

 今日受けた研修について書いていたんですが、冗長になったので少し頭の中で寝かせることにします。
 
 なんだかんだあって飼い始めたハムスターですが、今のところ無事です。
 
 「かわいいー」
 他の学年からも子どもが見に来る有様。
 
「さわってもいいですかー」
「とか言いながら割り箸でつつくな貴様っ!」
 割り箸はかじり棒のかわりに入っているのです。
 
 しかし。
 
「確かにかわいいんけど。
 ……何か心に引っかかってるんだよな……」
 
 2匹のハムスターが走り回ったり取っ組み合ったりしているのを見ていると、何かに似ているような気がしてならないのです。
 
「……すごく身近なものの気がするんだけどな」
 
 そして、ある昼休み。
 ふと見れば子どもたちが床でごろごろ転がりながらじゃれ合っています。
 
「……これだ」
 
 小さい哺乳類は何でもかわいい、と、動物学者コンラート・ローレンツも言っていますね。*1
 
 ああ、小さい哺乳類はかわいいなあ。

*1:少し嘘。
ローレンツは、哺乳類の子どもは、種を問わず
・大きな頭
・丸い頬
・目と目の間が離れている
・目鼻立ちが低い位置にある
・丸くてずんぐりした体型
といった特徴(ベビーシェーマ)を備えており、これが「かわいい」という感情を(異なる種に対しても)喚起するのだ、としています。
これが、捕食者などから身を守る役目を果たしているのかも知れない……と、いうのですが。
そんなものない方が変質者対策には有効かもしれんなあ。