ゲームのルール紹介。

 王様ドッジ、という遊びをご存じでしょうか。
 ドッジボールの変種です。
 
 色々地方ルールも多いらしいのですが、K村学級で実施されてるルールをご紹介。
 
1:チームで相談して、密かに「王様」を1人決める。
2:外野を決めて、通常通りドッジボールを始める。
3:王様以外のメンバーは、いくらボールが当たっても外野にならない。
(従って、最初から外野だった人はゲーム終了までそのまま)
4:王様にボールが当たると、その時点で負け。
 
 ちなみにうちのクラスではボールを同時に2個使います。
 苦手な子も逃げる以外にやることができること、ボールが当たること(取り損ねること)への恐怖心が軽減されるのが利点かと思います。
 
 以前は適当に投げているだけだった2年生も、だんだん賢くなってきて、今は誰が王様かみんなでわいわい言いながらやったり、偽の王様を他のメンバーがガードするなどの作戦も。
 
 ルール上、両方のチームの「王様」を知っている審判が必須なのが難点ですが。*1
 
 審判(私です)は、脇で見ながら
「A児さん当たりましたが平気でーす。Bさん頭に当たったのでノーカウント。Cさんワンバウンドなので当たってません」
 とか宣言します。
 
 ……で、審判しながら思ったんですけど、これって、王様以外は不死身の兵士で、王様が死んだ瞬間に兵士も全滅するわけですよね?
 
 なんか「ネクロマンシー」とか「ヴァンパイア」とか不吉な用語が脳裏をよぎるんですがどうでしょう。
 ほら、ウォーハンマーとか、なんかそんな設定があったような。
 
 ボードゲーム/カードゲーム的に言うと、
「このゲームは、2人の死霊術師が配下のアンデッドを操り、秘術を尽くして互いを滅ぼそうとするゲームです。お互いに自分の魂を別な場所に隠しているため、相手を滅ぼすためにはそのありかを知らねばなりません」
 みたいな。
 
 ……あ、でも、「小学生のネクロマンサー/ヴァンパイア」とかいうと、世間では萌えポイントだったりするのかしら。
 ほら、なんか「ネギま!」とか?(見てない)
 
 男子だと……えーと……。(検索中)
 
 ↓こんなのがありました。
 
 ネクロマンサーは高校生!―ネクロマンサー・ポルカ (パレット文庫)
 
 え、BL小説?
 
 ……小学生向けではないかしらね。
 

*1:王様以外の全員が、王様でないことを示すトークンを持っているなどすれば可能とは思いますが、いささかめんどくさい。