招待状の発送もだいたい終わったところで、とりあえず完結編。
「式には誰が出るんですか?」
卒論ちゃん「うーん、友達とか親戚とか……。けっこう人数が多いんで、誰を呼ぶかで迷ってて。美術学校関係とかの友達ともまだつながりがあるし、前の仕事場にも友達がいるしで……」
K村「こっちはどうやって人数を増やそうか迷ってるところ」
「K村さーん……」
いやだってしょうがないじゃん?
「あいさつは誰に頼むんですか?」
卒論ちゃん「こっちは、友達と、真倉市の教育長」
「教育長が来るんですか!?」
「何? 教育長ってそんなに偉いの?」
「僕ら教育長に会うことなんてめったにないですよ!?」
大義さんも教員なのです。
卒論ちゃん「あたしが教育委員会事務局に勤めてるんで……」
「えーと、校長が営業所の所長だとしたら、教育長が社長みたいなもん?」
K村「あー。言い得て妙かも」
「あ、あの僕、ひょっとすると将来真倉市に異動になるかもしれないんで、その節はぜひ……」
「ここで政治はやめろッ!」
「……ちなみにK村さんの方は誰に頼むんですか?」
K村「まずウチの校長」
「……新婦側のあいさつが教育長で新郎側は校長ですか」
「どこかの社長とどこかの校長、っていうならともかく、校長と教育長だと……」
「格の違いがわかりやすすぎませんか」
K村「……本人が嫌がりそうな気もするな」
「K村さーん……」
だってしょうがないじゃん?
K村「いやでも、こっちは校長3人呼ぶし!」
「質より量ですか!」
K村「その通り!」
校長先生ごめんなさいごめんなさい。
「……で、友人代表は」
K村「あー。鷹安さんが一番いいんだろうと思うんだけど……」
「でも鷹安さん、『あいさつしない代わりに受付係を引き受けた』って言ってましたよ」
私、結婚式の流れとか全然知らないので、うっかり頼んでしまいました。
K村「……うん。うっかりしてた。……大義さんやってくれる?」
「ええっ! いやですよ、教育長の前でなんて……」
「鷹安さんが一番いいんでしょうけど……」
K村「一応頼んでみるけど……嫌がりそうだなあ……」
「嫌がりますね」
「嫌がるでしょうねえ……」
えーと、後で頼んだら、大変快く引き受けてくれましたよ?
いや、ほんとほんと。
鷹安「受付だけして、仮病で帰るかもしれないけどな!」
K村「いや、せめて出席してくれよ!」
鷹安「『すみませーん、仮病で帰ります、あははー』って」
K村「それ仮病ですらないよ!」
K村「うちは親戚も少ないし。弟と叔父・叔母+従兄弟×3くらいしか来ないよたぶん」
卒論ちゃん「うちは親戚も多いので、誰を呼ぶか迷ってて……」
K村「卒論ちゃんの親戚がいっぱい来ると大変だから、いっそのこと海外でやろうか、って言ってた時期もあったんだけど……」
K村「母さん母さん、そんなわけで、海外でやろうか、なんて話もしてるんだけど……」
母「いいわよー。好きにやっておいで。あたしたちには写真見せてくれればいいから」
「親は来いよ!」
「親の理解がありすぎる……」
「……それって結局、K村さんが一方的に卒論さんの親戚に囲まれる展開になるのでは」
……とまあ、いろいろ楽しかったのですが。
「いや、また開きましょうよ。今度は卒論さんのお友達にも来ていただいて……」
卒論ちゃん「えー。でも、そうすると20人くらいになっちゃうので……」
「……い、いや、厳選して」
卒論ちゃん「んー、厳選して20人くらいなので……」
「……K村さーん……」
K村「なんだよ!」
「いやあの、今日は都合が悪くて来てませんが、K村さんの友達も本当はもっといますので!」
「鷹安さんとかな」
「この3倍くらいいますので!」
K村「カヤック関係とか?」
ちなみに脳内友達が3倍いても卒論ちゃんの厳選したリアル友達より少ないというこの何か。
いえ、来ていただいた皆さん、それから出席はされなかったけれどいろいろ祝ってくれた皆さん、ありがとうございました。
「……で、これからどうします? ボウリングとかカラオケとかいう案もあるんですが……」
K村「えっ……」
「……いや、乗り気にならなさそうな気はしてました。じゃあ、これでいったん解散ということに」
非コミュですみません。
「じゃあ、僕らはこれから赤いセーターを買いに行きますので」
K村「そこから離れろよ!」
ともあれ、本当にうれしかったので。
大変ありがとうございました。
記念撮影。
けっこう大声で笑ったりしてたんですが(オタクの悪癖)、快くカメラマンをやってくださったお店の方、ありがとうございました。
余談
卒論ちゃん「楽しかったね!」
K村「卒論ちゃんも楽しんでくれたようで良かった」
卒論ちゃん「いいお友達だったね! 全然TRPGっぽくないって言うか……」
K村「微妙に失礼だな」
卒論ちゃん「先輩のお友達とは思えないって言うか……」
K村「また失礼だな!」
拾郎「楽しんでいただけたようで何よりでした。
これも、卒論さんが最初から話に飛び込んできてくれたおかげかと。
本当に、K村さんとは正反t(ry」
非コミュですみません。
卒論ちゃん「あ、そういえば、大学時代、×××さんも、紫にピンクのストライプが入った変なセーター着てた」
K村「……あの場で言えば良かったのに」
卒論ちゃん「今思い出したんだもん」
さらに余談
色々頂いたおみやげ。
頂き物1:
プリザーブドフラワー。
K村「こ、これ、結構高いんじゃない? 前に、クリスマスリース作りのセミナーに行った時、値段を聞いて腰を抜かした記憶が……」
卒論ちゃん「せっかくだから、式場に飾らせてもらおうよ!」
出席される方は探してみると吉。
(探すまでもないほど目立つところに置かれる可能性もあったりなかったり)
頂き物2:
写真立て。
卒論ちゃん「へえ、けっこういい感じじゃない?」
K村「……そうね……」
一緒にくれた写真がな……。
K村「こんな感じで飾ればいいのかね、鷹安さん」
ちなみに、全8枚のうち、ここに飾ってあるのが一番気に入ったやつ。
そのほかの写真なども公開しておきます。
*写真A
みんなのアイドルその1。
*写真B
アイドルその2。
私と誕生日が一緒の偉大なる将軍様。
*写真C
アイドルその3。
……いや、別に私はこの人嫌いじゃないんですが。
好きでもないけど。
*写真D
アイドルその4。
……もう、何がなんだか。
*写真E
えーっと。
*写真F
ファミコンソフト「いっき」(サンソフト:1985年)。
ちなみに、商品パッケージのイメージイラストはこんな感じ。
実際のプレイ画面。
*写真G
スパルタンX(アイレム:1984年)
イメージイラスト。
プレイ画面。
青い服の敵は「つかみ男」。
本当のボスはシルビアなんですよ! 嘘だけど!
*写真H
「邪悪ネズミ」のコスプレ。(「セガガガ」(2001年:セガ))
「邪悪ネズミ」は作中におけるセガの架空のライバル「ドグマ社」(背景の垂れ幕にある四角いマークが同社のマーク)本社に登場するモンスターです。
「とがった耳で小さな音をもとらえ、 するどいツメで敵を切り裂く」
だそうです。
10まんボルト? なんのことですか?
なんかもうおなかいっぱいですが。
ちなみに、全部ちゃんときれいに写真サイズにカットしてありました。
……「バカなことをやるときは手間を惜しむな」って、大学時代に学んだな……。
頂き物3:森野たくみのダークマスター講座、他。
なんぞそれ、という方も多いかと思うんですが。
「RPGマガジン」に載っていた連載記事「天羅万象超活用ガイド」の記事のコピー。
それから、サークル時代の先輩の書いた(!)マスタリング論のコピー。
……TRPGに注いだ情熱ってすごかったよ、今思えば。みんな。
頂き物4:
- 作者: 中村光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: コミック
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普通におもしろかった。
ブッダとイエスが休暇をとって、現代日本のアパートで暮らしている、という設定のコミック。
大変おもしろかった。
たとえば、二人でプールに行ったものの、イエスは実は泳げない、というエピソード。
イエスはバプテスマを受けるとすぐ、水から上がられた。すると、見よ、天が開け、神の御霊がはとのように自分の上に下ってくるのを、ごらんになった。
(マタイによる福音書 第3章16節)
……「すぐ、水から上がられた」って、それでか。
非常におもしろかったんですが、万人にお勧めはできかねる……
……と思っていたら、先日「注目ISBN」(このブログの左側)に「聖☆おにいさん 2巻」が出てるのを発見。
即注文したんですが、はてなユーザーはおかしいよ。偏ってるよ。絶対。
頂き物5:
メンズヘアカタログ'08。
えーっと。
いや、後に聞くに、このブログで
「教員なので選べる髪型にも限りがある」
と書いていたのへの気遣いだそうです。
ありがたきかな。
超余談
英BBCが最新の科学技術を駆使してイエス・キリストの顔を復元
聖書で、兵士たちとユダが、
「どれがイエスか」
を知らせる合図を決めていた、ということは、
「兵士たちはイエスの顔を判別できない」=「イエスはそんなに変わった顔立ちではない」
ということを示唆するわけで。
従って、当時の平均的な風貌の30代男性を再現すれば、そこそこイエスの顔に近くなるのでは、という話。
イエスの顔貌(想像図)
……「貞子」は無理そうだな。
っていうか、あの大家さんが入居を認めてくれるかどうか怪しいな。(偏見?)
……まあ、ブッダの頭だって、決して本当に鏡餅みたいな頭だったわけではないですし。
(あれは、悟りを開いたことを象徴的に示しているのであって)
なんかこう、
「ギリシャ神話のアンドロメダ姫は黒人だった」(エチオピア人だから)
とかを思い出しますね。
さらにさらに余談
せっかくネタ画像を頂いたので、私が好きな画像をいくつか貼っておきます。
(ほとんどみんなネットで拾ったやつです)
コスプレにおける対比効果その1。
その2。
(すごい有名な画像だけど)
その3。
みんなのアイドル。
バナー広告の有用性その1。
これは自分でキャプチャしたやつ。
その2。
とりあえず、一番上の男性に「早まるな!」と言ってあげたい。
アメリカ合衆国は神に祝福された国であり、ブッシュ大統領は地上における神の代理人なのです。
ハレルヤ!
COMING SOON!
……いや、やめようぜ。
法王ベネディクト16世猊下は神の代理人なのです。
ハレルヤ!
……いや、これはただの実写だけどな。
ぶっ死ろす。
参考:
悪魔主義の教団メンバーが集まった「証拠」として、リポーターが廃嘘と化したビルにスプレー書きされた落書きを指差している。
そこには、SATIN RULES(サタン SATANのスペルが間違っている。SATINは繻子織りの意)と大きく書いてあった。
連中が織物に興味があるのか、それとも基礎悪魔の補習コースが必要ということか。*1
「黒魔術のアメリカ」(徳間書店)
最後の余談
卒論ちゃん「今度は、あたしの職場の人が“結婚を祝う会”を開いてくれるんだってにゃ!」
K村「へえー」
卒論ちゃん「先輩も来てね!」
K村「えっ……」
卒論ちゃん「愛想良くしないとダメだにゃ!」
K村「っていうか、だって、“職場の人”って、みんな教育委員会の人でしょ?」
卒論ちゃん「そうだよ」
K村「ひょっとすると近い将来お世話になる可能性もあるよね?」
卒論ちゃん「そうだね」
明日はどっちだ!
*1:これは、「ロック音楽は悪魔の陰謀だ!」という「熱心な」クリスチャンの主張に対する反論。
この前の部分は
“「ストナーズ・ギャングのメンバーは単語を逆に綴ったり、ルーン、テーベ、へプライ、パフシング、マルチン、セレスチャルなどの文字を使用することが巧みである。だから彼らの落書きの多くは、他の者には理解できない」と(陰謀論者は:引用者註)言明する。
いわゆるストナーズたちは逆に綴ったり、エトルリア語で書いたりするのはできるのかもしれないが、英語で普通の綴りで書くのは苦手なようだ。
それは一九八五年五月十六日に放映されたABC放送の番組「20/20」の「悪魔崇拝」特集で、図らずも映し出されてしまった。”