良いニュースと悪いニュース、どっちから聞きたい?

イラク戦争の最中、フセイン大統領は数人の影武者を大統領宮殿に残し、密かに首都バクダッドを脱出した。
その後大統領とは連絡が取れなくなり、影武者たちは大統領の身を案じていた。
そこへ、情報部から連絡が入った。
「君たちに良いニュースと悪いニュースがある。どちらから聞きたい?」
「では、良いニュースから頼む」
「よし。フセイン閣下は生きておいでだ。現在、地下壕にこもって反撃の時を待っている」
「おおーっ! 大統領閣下万歳! イラクに栄光あれ!」
大統領宮殿は歓声に包まれた。
「……それで、悪いニュースは?」
「大統領は、爆撃で片腕を失っている」
イラク戦争中に作られたジョーク)

3年生の中に、今年度一杯で転出する子がいることが判明しました。
 
現在の3年生は、昨年度末に1名、今年度末に1名転出。
現在の2年生は、今年度中に1名、今年度末に1名転出。
 
2年間で計4名が転出したことになります。
 
H「あれ。……何人から複式だっけ?」
私「え?」
 
事務官があわてて法令集を繰ったところ、見事に制限人数を下回ることが判明。
 
現在の2・3年生は、来年度よりめでたく複式学級になることが決定しました。
 
……なんてこった……。
 
「複式を避けるために統合したようなものなのに……」
「職員も一名減ですから、校務分掌も大変になりますよ」
「保護者から何を言われるか……」
「でも、我々の力でどうにかなる問題じゃないですよねえ……」
 
職員室大ショック。
 
「そうだ! 4年生を2人くらい原級留置にすれば!」
 
原級留置。
小学校でも、著しく学習が不振だったり素行が悪かったりすると、校長の判断で進級させないことができるのです。
まずめったにあることではありませんが。
 
「……それ、さっき私も言ったよ」
 
みんな考えること一緒ですか。
 
ともあれ、修卒認定会議では、めでたく全員の進級が認められました。
従って、複式学級もほぼ確定。
 
……なんてこった……。

一人の女性が、妊娠検査のために病院を訪れた。
検査結果が出た後、医者は女性に言った。
「ミセス・スミス。良いお知らせがあります」
女性は言った。
「あら、私ミセスじゃありませんわ」
医者は、少し考えてからこう言った。
「ミス・スミス。悪いお知らせがあります」