3年生ともなると、学習済みの漢字は飛躍的に増大してきます。
黒板に字を書いていて、
A:「その字習ってないよ先生!」
と言われることもあれば、
B:「その言葉漢字で書けるよ先生!」
と言われることもあるわけですが。
3年生も後半に入り、「A」の場合がどんどん減り、「B」の場合が増えてきています。
……まあ、よく考えて板書しろ、という話ではありますが。*1
このブログでは、子どもの台詞については、未習の漢字は(大体は)ひらがなで表記していますが、昨年の記事に比べ、私の台詞と子どもの台詞の表記に差が見えなくなってきたな、と感じます。
先日、しみじみと
「いやあ、みんなもう、『式』も『答え』も、漢字で書けるんだねえ。大きくなったなあ……」
すると子どもたち、
「大きくないよ! お母さん、わたしのことちびって言うよ!」
「いや、そりゃまあ、お母さんよりは小さかろうけどな」
「電車に乗る時、あたしは年長さんで、弟は年中さんなんだよ!」
「……そりゃあかんな」
「うちのお母さんはあたしのことチビチビって言うよ!」
「うちのお母さんはデブって言うよ!」
「うちのお母さんはおれのことバカって言うよ!」
「……いや、それすでに身長の話ですらなくなってるぞ」
まあ、子どもの伸びを認めてあげることが大切ですよ?
*1:もっとも、私は
「漢字は、『未習の漢字+振り仮名』という形で目にすることで覚える」
という説を支持しているので、習っていない漢字もばんばん使って、黒板に振り仮名を振ることにしています。
小規模校だからできることでもありますが。
大規模校だと、黒板から遠くて仮名が見えない子がいるでしょうね。