告発されたこと。

夏休みの宿題に、作文がありました。
 
その中に、「友だち」という題の作品がありました。
書いたのは、あるおとなしい女の子です。

ある日、先生とみんながあそんでいました。
わたしがそれを見ていると、先生が、『いっしょにあそぼう』と、さそってくれました。
でも、あそんでいるうちに、先生が、『先生はしょくいんしつでやることがあるから、あとはみんなであそんでね』と言って、しょくいんしつに行ってしまいました。
そうしたら、ほかの子が、『先生がいないとつまらないからやめた』と言って、いなくなってしまいました。
わたしが『いっしょにあそぼう』と言うと、『さっきブランコにのってたでしょ』と言って、入れてくれませんでした。
いじめられているのかなと思いました。(後略)
 
*プライバシー保護のため、内容は若干変更してあります。

ごろごろごろごろ(のたうち回る音)
 
……ううー……(頭をぶつけてうめいている声)。
 
す、すまない……。
全然気付いてなかった……。
 
ああー……。
 
いや……教師くらいやりがいのある仕事はないと思います。
やったこと、そしてやらなかったことが、これくらい明らかに響く仕事はないと思うからです。
 
そして、こんなに責任の重い仕事もないと思います。
 
教師は、たくさんの子と一緒に遊ぶことを通して、子どもたちの友人関係作りを助けねばならないのだと思います。
しかし最近、仕事にかこつけて昼休み職員室にこもりきりの日が多く。
 
なるべく多く、子どもたちと(最後まで)一緒に遊んであげたいと思います。