弟とゲームショップに行ったら、ドンキーコンガが置いてあって、自由にプレイできるようになっていました。
で、プレイする子どもたちの姿を見ながら、こんな話を。
「小学校の楽器に、カスタネットってあるよね」
「あったあった」
「あれ、この程度で楽器といえるのか、ってくらいのものだけど、実際小学校低学年くらいだと、リズムに合わせてたたくだけでも厳しい子が多いんだわ」
実際、「タンタンタンタンタンタタタン」くらいでもできない子が多数。
ていうか、「タンタンタンタン」だけでも、曲に合わせるのは無理とか。
前、全校ダンスの時、大太鼓を4年生が担当したんですが、全然曲とリズムがあってなくて、指導している先生は四苦八苦していました。
「それで思ったんだけどさ、ドラムやカスタネットと連動したパソコンの教育ソフトを作って、あんな感じのシステムを構築したら、子どもが楽しく興味を持ってわかりやすく音楽の学習ができるのではないかな」
「なるほど。
パソコンの画面の表示を見ながらカスタネットをたたくわけだ?」
「でも、そうすると音楽室にパソコンを持って行かないとだめか」
「まあ、それはノートパソコンでいいわけだけど。ただ、いちいち配線するのが面倒かもしれないね」
「うーん。
でも、パソコンなら、結果を集計して評価するのも簡単なんだけどな」
「Great! とか Cool! とかね」
「……でも、画面を見ながらそれに合わせてリズムを打つ力と、耳で曲を聴き取って、それに合わせてリズムを打つ力って、ちょっと違うものかな」
「BeatManiaの上級モードだと、上から流れてくる表示が、途中で消えるんだよ。それで、曲を聴きながら、『ここだ!』と思うところで叩くの」
「……ひょっとして、なにも新たに開発しなくても、ゲームソフトをそのまま導入すればいいのかな」
「さっきからずっとそう思ってた」
教材備品購入希望(音楽科)
同等品ってエミュレータかよ。
……たぶん、こんな要望通らないだろうなあ。
それが一番のネックだろうな。
でも、「ドラムと画面、曲を連動させ、児童のリズム打ちを自動的に評価・集計することのできるパソコンソフトおよびハードウェアの開発」なんて、うっかり教材ソフト業者に頼んだら、下手すると何百万じゃきかないくらい開発費取られますよ。
それを思えば、と思うんだけどなあ。
勝手に音楽室に自前のを持ち込んで授業に使ったら、やっぱり問題になるだろうなあ……。
この辺を提示すればちょっとは説得力が増すでしょうか。
(体育の授業に『ダンスダンスレボリューション』などを用いるというカリフォルニア州の取り組みに関する記事: http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20050621205.html)
でも、確か、TRPGをカリキュラムに取り入れる取り組み、ってのも、カリフォルニアじゃなかったかしらん。
……セレスティアル・ゲートの本拠があるとこだしな。