お気持ちって言った方がお気持ちなんですぅー。

 学校には、ソーシャルスキルレーニングが必要なお子さんもおり、それに使う色々な教材があります。
 
 これは、本校にあるソーシャルスキルレーニング用の教材の一つ、「ソーシャルスキルレーニング絵カード(エスコアール)」です。
株式会社エスコアール > 製品情報 > ソーシャルスキルトレーニング絵カード*1

 
 子どもが生活する上で遭遇しうる色々な場面が、紙芝居のような絵カードになっています。
 この教材では、どの場面も、
 
「1:選択を迫られる場面」
「2:悪い例」
「3:良い対応を考えよう」
 
 みたいな感じの3枚1組になっています。
 
 例えば。

 

 隣の子の筆箱が傷んでいるのが気になります。
 

 言い方ァ!
 

「じゃあ、なんて言えば良かったのかな?」
 と考えるのが、ソーシャルスキルレーニングのひとつなわけですね。
 
 こんなのもあります。


 言い方!
p-bandai.jp
 他意もアフィもないリンク。
 
 それはさておき。

私「さて、なんて言えばいいと思う?」
A児「大丈夫だよ、とか言う」
私「そうね。……でも、プレゼントをもらったんだから、まず……」
A児「ありがとう」
 
 よく考えた挙げ句に「大丈夫だよ」って言ってしまうのが、ソーシャルスキルレーニングの必要な子なんですね。
 
 さて。


私「これも良くないよねえ」
A児「注意されて法律とか言い出す人ヤバいでしょ」
私「でも、ホントにこういう人いない? 『そんなのいつ決まったんですかー。何時何分何秒、地球が何回回ったときですかー』とかさ」
A児「いるいる! 『それってあなたの感想ですよね?』とか!」
私「……そのフレーズ、そういう扱いなんだ……」
 
 ソーシャルスキルレーニング。大切ですね。

*1:リンクを踏んでも私には一銭の得もないので安心してください。