担任といえば親も同然。

 皆さん、担任の先生をうっかり「おかあさん」と呼んでしまった経験はありませんか?
 いいやあるはずだ。
 
 ……あれって、「お父さん」って呼ぶ人は滅多にいないんですよな……。
(私も「お母さん」呼ばわり)
 
 さて、現在勤務している静音沢小学校は、私の母校でもあります。
 
 で、私の弟の母校でもあります。
 
 今の教務主任(女性)は、弟の元担任なんですな。
 
教務「弟君元気?」
K村「ええ。まずまず元気にやっているようです」
教務「何の仕事してるの?」
K村「えーと、大学の研究員をしているようですよ」*1
教務「あー、あの頃から学者肌だったからねえ」
 
 さて。
 
教務「ところで、うちの娘なんだけど、弟君と同じ年代なのよ」
K村「ほうほう」
教務「弟君がもらってくれないかしら」
K村「……私が決められる事じゃないですけどねえ」
教務「それでお婿さんに来てくれるとうれしい
K村「えーと」
教務「いや、そんなうるさい親戚とかいないから大丈夫」
 
 いや……でもねえ……。
 
 私ら兄弟は、
「ヨメ?ムコ?旧民法の制度でしたっけ?」
 みたいな環境で育ってきましたので……。
(以前ちょっと書きました→「局地的カルチャーショック」
「婿入り」って言われた時点で苦労するのは目に見えているような。
 
K村「弟もなかなか仕事が安定しませんで……」
教務「いやいや、ウチで農業継いでくれればいいから」
 
 うん、それ無理
 
K村「学者肌の彼に農家は無理のような気がしますね……」
教務「そうか……」
 
 というわけで(勝手に)否定的な回答をしたのですが。
 
 ……良く考えると、親戚がどうとか農業がどうとかいう以前に、
「義理の母は元担任」
 っていうのが一番やりにくい要素のような気がするのですが口には出せませんでした。
 

*1:なんか企業と共同研究とかあって純然たる「大学職員」ではないらしいんですが私も正確に説明できない。