子ども達に、結婚する予定だよ、と伝えました。
と言っても2年生ですから、女子の比較的ませた子数人が興味を示すだけで、男子とかは「ふーん」って感じ……だろうと思ったんですが。
「ええーっ!?」
「ほんとに!?」
「いつするんですか!?」
「あいてはだれですか!?」
「どこでやるんですか!?」
「行ってもいいですか!?」
「あいての人の名前はなんですか!?」
など、男子も女子も大騒ぎでした。
K村「……質問がある人は手を挙げるように」
A児「ほんとにするんですか?」
K村「ほんとですったら」
B児「どっちからプロポーズしたんですか?」
K村「……私です」
一同「ええーっ!?」
K村「なにその反応」
C児「なんさいですか?」
K村「私より2つ下です」
D児「……K村先生はなんさいなの?」
K村「いや、297歳だっていつも言ってるじゃん」
E児「ほんとのこと言ってよ!」
K村「いや、だからほんとに297歳ですよ?」
F児「じゃあ、あいての人は295さいなの?」
K村「失礼な!もっと若いですよ」
なんて不条理。
G児「いつからつきあってるんですか?」
K村「大学時代からです」
H児「どっちからこくはくしたんですか?」
K村「……向こうからです」
一同「えええーっ!?」
K村「だから何だその反応は」
I児「どこにすむんですか?」
K村「新しく部屋を借りて住む予定です」
J児「2人で?」
K村「そうだよ」
K児「じゃあ、あたしもいっしょにすむ!」
L児「ぼくもー!」
M児「学校みたいなうちをたててみんなですんだらいいじゃん!」
K村「新婚早々こんなに子どもがいてたまるか!」
O児「なんで、すむのがアパートでお家じゃないの? びんぼうだから?」
K村「うるさいわ!」
などなど、さらにつっこんだ質問も。
……低学年と思って侮りました……。
一校時が終わるやいなや廊下に飛び出して、他の教室に飛び込んで触れ回っていました。
授業が長引いているクラスでは、うずうずしながら廊下に待機。
(授業中に飛び込んでいかなかったのはえらい)
R先生「……2年生が集団でドアの前に固まってるから、何事かと思いましたよ……」
まあ、基本的に喜んでくれているようなので、うれしいことです。
P児「ねえねえ、でもほんとにほんとなの?」
K村「……なんでそんなに疑うんだよ」