K村学級には、薬がいくつかおいてあります。
バンドエイドとか。
虫さされのかゆみ止めとか。
そして、切り傷擦り傷に使うオロナイン軟膏も。
A児「せんせー、ころんじゃった」
K村「ああー、痛そうだねえ。じゃあ、オロナインをつけておこう。はいどうぞ」
まあ……なんです。
湿潤療法の立場とかからすると非難囂々なんでしょうけども。
A児「んー。……つけすぎたー」
自分でやらせると大体そうなります。
K村「この際手にすり込んでしまえ」
A児「手が真っ白になったー」
うわあヒビテン耐性菌がー。
……いや、ほんとに重大な怪我の時には、オロナインですませたりはしませんから。
「治療しました」
っていう気分にさせて、子どもを落ち着かせるのが目的なので。*1
A児「……お母さんの手のにおいがする……」
K村「あー。オロナインはお母さんのにおいなのか」
子どもの気持ちを落ち着かせるのに、それに勝るものはありません。
A児「でもね、時々魚くさいんだよ」
それは落ち着かないな。
*1:ほんとに消毒が必要な怪我の時には使われない消毒薬……というのもアレですが。
ただのワセリンをおいていた時期もあったのですが(偽薬!)、べたべたしすぎるので評判が悪く。