児童の生活実態調査における学力低下の相関について。

早寝早起き朝ご飯ー!(祝詞
 
というわけで、本校でも、子どもたちの生活実態調査を実施することになりました。
 
就寝・起床時間とか、朝食を摂ったかどうかとか、排便の有無とかを調べるわけですよ。
 
……で、問題は、子どもたちにまだ「時刻」の概念があやふやだということ。
 
K村「みんな、ゆうべ何時に寝たかわかるかなー?」
A児「10じー!」
B児「9じー!」
C児「わかんなーい」
K村「分かる人は、上から2番目の四角に時間を書いてね。えーと、Cさんは、昨日家に帰ってから何をしたかな?」
C児「えっとー、しゅくだいをやってー、ゆうごはんをたべてー(略)テレビをみてー、ねた」
K村「あー。じゃあ、9時くらいかな? 『9じ』って書いてね」
C児「はーい」
K村「よーし。じゃあ、今朝何時に起きたかわかるかな?」
A児「わかるー!」
B児「わかんなーい!」
C児「6じー!」
K村「分かる人は、上から3番目の四角に時間を書いてね。……えーと、Bさんは、Cさんと同じバス停だったよね?」
B児「うん」
K村「じゃあ、たぶんCさんと同じくらいだろう。『6じ』だよ。 ……あああ、Cさん、それじゃあ『ろくくじ』だ。『6』と『じ』だけでいいんだ、『く』は書かなくていいの」
 
「6くじ」。
 
1年生、まだ平仮名しか習ってないので。
子どもによっては、「一文字で2音」ってことが理解できないのです。
 
K村「はーいできたかなー? ……いやまてAさん。起きたの1時って?」
A児「1じ!」
K村「……えーっとAさん。今朝Aさんが起きた時、外は明るかったかな?」
A児「あかるかった!」
K村「じゃあ1時ではないな、明らかに」
A児「あ、まちがえた!(消して書き直す)」
K村「いや、2時でもないと思うぞー……」
 
うーんうーん。
高学年なら5分で終わる調査に20分とか30分とか……。
 
これ、低学年の授業にはすごい負担なんですが……。
どうよ。