自分を客観視する一年生。

A児「先生、あたまいたい」
K村「あれっ。熱計ってみようか?」
A児「ちがう、あたまぶつけた」
K村「どうしたの?」
A児「さっき、消しゴムひろって立つ時、つくえにあたまぶつけたの」
 
 自分でぶつけたんじゃしょうがない。
 
K村「そう……。少し様子を見て、どうしても痛かったら保健室に行ってみようね」
A児「ぶつけたとこ、赤くなっちゃった」
K村「……自分で見えるんですか」
A児「んー……?」
 
 少し様子を見たらそんなこと忘れてしまったようでした。