空気の乾燥する季節ですが、みなさん風邪などひいてませんか。
こないだ、はてなで注目のなんだかになってたのがこれ。
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「電源の要らない自然気化式小型加湿器」
だそうですよ。
「コップ1杯の水による自然蒸発の約15倍の加湿力を発揮」
これは素晴らしい! ……かなあ?
10.5cm×35cm、ってことは、それなりの大きさですよね。
(コップ15個よりは小さいけど)
ようするに、下の容器に入れた水を、自然に蒸発させて加湿するわけですよね?
この白い屏風みたいなの(「抗菌、防カビ処理を施したハイテクフィルター」)で、蒸発する面積を稼いでいる、ってことだと思うんですけど。
表裏合わせると、単純に表面積だけでもコップの水面の15倍は間違いなくあると思うんですが……。
「ハイテクフィルター」とやら、そんなに驚くべき加湿効果ですかね?*1
これだったら、洗濯物を室内干しした方がよほど加湿効果が高いと思うなあ。
オフィスとかだとそうもいかないんでしょうけど、パソコン周りに水を張ったこれを置くのもそれはそれで不安ですし。
小さめの観葉植物をいくつか置いた方が良くないですか?
その方が安いし。
(ていうか、これで3150円は暴利じゃないかと)
さて先日。
卒論ちゃんと一緒に行った英会話。
同席した人は講師も含めてみんなFLPの人でした。
で、室内にはばかでかいアロエの鉢が置いてあってですね。
帰り際、同席したおばさまに、
「アロエはいいわよー」
とか言われて、
「ああ、いいですねえ、私の教室にも、一鉢置いてありますよ」(にこやか)
偉いな、自分。
するとFLPの人、
「アロエはね、トルマリンの11倍のマイナスイオンを出すんですって!」
「へ……へえ、そうなんですか」(引きつり気味にこやか)
もう、どこから突っ込んだらいいのか。*2
まあ……。
科学教育の必要性を感じました。
いろんな意味で。