あ…ありのまま 昨日 起こった事を話すぜ!
えーっと。
現在私は、「うつ病」ということで病休中です。
9月初旬に休みに入り、期間が90日間ですから、12月初旬にはその期間が終わることになります。
復帰にあたっては「復帰訓練」というものがある、と、休みに入る前に聞かされていましたが、その詳細については全く知りませんでした。
で、昨日はその説明を受けたわけです。
「復帰訓練とは、長期の傷病休暇の後、スムーズに職場に復帰できるよう訓練を行うものです」
ふむふむ。
「具体的には、職員室での事務→授業参観→TTでの授業の補助……といった段階を経て、可能であれば4週間程度での復帰を目指します」
なるほど。
「訓練の実施はあくまで任意で、本人の強い希望があれば、12月初旬から直ちに復帰することも可能です。しかし、教育委員会としては、訓練の実施が望ましいと考えています」
自分でもそう思うなあ。
「訓練が実施されるのは、病休が終わってから、ということになります」
……あ、そうなんだ?
てっきり、病休中に訓練が始まって、12月初旬からの復帰に備えるものなのかと……。
「さて、教員は県の職員ですから、訓練の実施には県の教育委員会に診断書・申請書を提出し、承認を受けることが必要です」
ふむ。
「審査会は、月に一度しか開かれません」
……え?
「11月の審査会にはもう間に合いません」
えっ?
「12月の審査会で承認を得ても、訓練期間が冬休みにかかるので望ましくありません」
……それ、審査やる意味なくね?
「というわけで、1月の審査会で承認を受け、1月末〜2月末にかけて復帰訓練を実施し、22年度4月1日から正式に復帰、というのが、今のところ最短のスケジュールになります」
……ええっ?
内心では、
「来週あたりから復帰訓練が始まって、12月初旬から復帰」
というスケジュールかと思ってたんですけど……(それがちょっと不安で落ち込んでいたのも事実)。
「ですから、2月末に復帰訓練が終了してから4月までの一ヶ月ちょっとの間は、また休んでいただくことになります」
……「暖機運転した後エンジン停止」みたいな。
まあ、2月末から復帰して、一ヶ月ちょっとで年度末を迎える、というのは、学校にとっても大変でしょうし。
年度区切りで復帰、というのがスムーズなのはわかりますが……。
『俺は90日間の休みをとったと思ったら、2ヶ月経ってもまだ半分終わっていなかった』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが(以下略)
*補足(2009年11月13日)
コメント欄にてnatsumiさんよりご指摘いただきました。
本記事のタイトルの「税金泥棒」というのは、まず自分自身の休みが延びたこと(その間、給与は皆様の税金から支払われます。ひゃっほう!)を指しています。
医師の診断があったわけでもないのに月単位で休みが伸びるとかいいのか。
加えて、その原因である「事務処理上の理由」を構成した官僚制度全般を指してもいます。
……まあ、12月から職場に復帰できるか、と言われるとすごく不安なのも事実ながら、
「月に一度しか審査がないから休んで待ってろ」
っていうのもすごい話だな、と。
民間だったら休みを取るだけでも一苦労だろうと思うのに、上級庁のお役所仕事のおかげで休みが向こうからやって来る状態。
……これを「税金泥棒」と称したわけです。
ですので、私以外の(民間・公務員を問わず)うつ病の方一般を「税金泥棒」と表現する意図は全くありませんし、そのように受け取られたとしたら私の表現力不足です。
本記事を読んで傷ついたうつ病の方、またはその関係者の方がいらしたら、申し訳ありませんでした。