滅びるトキ。

 以下の話はフィクションですが実在のブログを下地にしています。
 

 まだ、日本産のトキ、「キン」と「ミドリ」が生きていた頃の話である。
 
「どのみち残り2羽じゃあ、日本産のトキが絶滅するのは避けられない。
 その場合、将来に備えて死骸は冷凍保存しておくべきだ」
 
 ……という趣旨の記事をブログに書いた男がいた。
 
 すると、
 
「日本産のトキを絶滅させるなんてとんでもない!」
「トキの学名はニッポニア・ニッポンと言って……」
 
 と言ったコメントが続出し、ブックマークにも「これはひどい」タグがどっさりついた。
 
「こいつらなんて読解力がないんだ!」
 
 しかしその記事に
「日本産トキは絶滅させるべき(なるべく計画的に)」
 とかいう釣りタイトルをつけた本人もだいぶ反省すべきである。
 
 何事にも(ry

 その点は反省してます。
 
 ……いや、「日本語が滅びるとき」をもじったタイトルをつけたかったんですよ……。*1
 
「日本語は滅ぼすべき。(なるべく計画的に)」

*1:正確にはタイトルは「日本語が亡びるとき」だが、間違って覚えていた。