給食にキウイフルーツが出ました。
「昔は、キウイと言えば中が緑色でけっこう酸っぱいものだったけどなあ。この黄色いやつはずいぶん甘いなあ」
などと考えながら食べていると、不満げな顔をしている子に気付きました。
K村「どうしたの?」
A児「キウイってきらーい……」
K村「おや。どうして?」
A児「したがひりひりするんだもん」
まめちしき
キウイフルーツ(和名「オニマタタビ」)の果肉を食べて舌が痛むのは、キウイにはアクチニジン(または「アクチニダイン」)というタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)の一種が含まれるため。
なお、アクチニジン(Actinidin)という名前は、キウイフルーツの属名「Actinidia」(マタタビ属)に由来する。
K村「そうだねえ、キウイを食べると舌が痛くなる人も……おや?」
見たらA児、皮も食べてました。
なお、皮を食べて舌が痛むのは、酵素とは関係ない。