垂仁天皇の時代の生まれ。

つい先日のことです。
 
A児「先生、へいせいなんねん生まれ?」
 
ストレートに“何歳?”と聞かなくなったのは成長でしょうか。
 
K村「……平成生まれではないなー。昭和の生まれですよ」
A児「しょうわって何?」
 
なんか、
“ゆとり「昭……和?」”
とかいう文が頭をよぎったのですが、いろんな意味で墓穴を掘る気がしたのでそれはさておき。
 
K村「あー、今は平成だよね? その前に、昭和という時代があったんですよ」
A児「ふーん」
 
そして昨日。
 
K村「明日は学校はお休みだねえみんな」
B児「わーい!」
K村「どうしてお休みか知っているかな?」
C児「みどりの日だから!」
 
……まあ、ある意味では。
 
D児「えーと、しょうわができた日だから?」
 
……まあ、ある意味では。
 
E児「あの……よくわかんないけど、かみさまが生まれた日だから?」
 
……まあ、ある意味で……は?

朕と爾等国民との間の紐帯は、終始相互の信頼と敬愛とに依りて結ばれ、単なる神話と伝説とに依りて生ぜるものに非ず。
天皇を以て現御神とし、且日本国民を以て他の民族に優越せる民族にして、延て世界を支配すべき運命を有すとの架空なる観念に基くものにも非ず。
1946年1月1日官報「新日本建設に関する詔書(“人間宣言”とも)」より抜粋。
(カタカナを平仮名に改めました)

K村「……ともかく、いろんなことがあった時代なんです。おうちの人に聞いてみるといいよ」
A児「で、先生、なんねん生まれ?」
K村「……昭和53年だよ」
A児「53年に生まれて2008年まで生きてるの!?」