ランドマークから。

3年生の社会科では、最初のころに地図記号について学習します。
 
教科書に載っているのだけでは物足りなかったので、クイズ形式で、
「この記号は何の記号でしょう!」
……なんてことをやりました。
 
「煙突」「電波塔」「温泉」「噴火口」
とか。
 
さらに追加として、「老人ホーム」「風車」とかも。
 
「老人ホームとか、風車の記号というのは、わりと新しい記号なんですよ」
「なんで?」
「うーん、やっぱり、どちらも、これから増えていくと考えられるからじゃないかな?」
 
じゃあ、この二つの前に制定された「図書館」「博物館」の記号はどうなんだ、って話はパス。
 
「老人ホームと風車の記号は、全国の小中学生から募集して決まったマークなんですよ」
「へえー! なにかもらえるの?」
「知りません。自分の作った記号が地図に載るだけでも大したもんだと思うよ?」
「今は何を募集してるの?」
「うーん。 今は特に募集はしてないみたいだね。 そうだなあ、今度新しく記号を作るとしたらなんだろう」
「犬小屋!」
「小さすぎだ、それ」
「牛舎!」
「動物つながりか。っていうか自分ちだな?」
 
酪農家の子なのです。
 
「やっぱり、今増えてるものが新しく作られるんじゃないかな?」
「んー、コンビニ!」
「着眼点はいいけど、増えすぎだな……」
 
都市部だと、地図記号だらけになりそうです。

 
↓「博物館」「図書館」および、地図記号の公募について。
http://www.jmc.or.jp/kigo/
 
↓「風車」「老人ホーム」の記号
http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2006/0125-1.htm