さて皆さん、小学校時代、担任の先生を「お母さん」と呼んでしまったことはありませんか?
いいやあるはずだ。
ということはつまり、私も幾度となく「お母さん」と呼ばれたことがあるのです。
A児「おかーさーん?」
K村「はいよー」
あえて訂正したりはしない方向で。
これまで担当したクラスでは、それを指摘して笑うような子もいませんでした。
よしよし。
明日は我が身教室は間違うところですからね。
B児「おばーちゃーん」
K村「……あいよ」
おばあちゃんっ子か。
C児「Aくーん」
K村「……それはあれか、私を呼んでいるのかね」
C児「あ、まちがえた」
子どもと間違うな。
K村「……でも、あれですね。担任が男でも、『お父さん』って呼ぶ子はいませんね」
H「そうだなあ。 うちの子も、間違っておれのこと『お母さん』って呼ぶしな」
妙に切ない。
H「あと、『先生』とかな。 おれはお前の先生じゃないっての」