教育目的に限ったインターネットの使用。

虚実市では、市が行政イントラネットを整備し、市内の全校立学校にも、イントラネットの端末(ノートパソコン)が一台ずつ配備されています。
 
使うのはほとんど事務官ですが、かつては教育委員会まで書類を持参しなければならなかったものが、職員室でパソコンをいじるだけで済むようになった仕事も多いそうです。
 
さて、そのイントラネット端末、市役所のサーバーを通じてインターネットにも通じています。
また、学校のパソコン室も、同じくイントラネット経由でインターネットに通じています。*1
市の側で、教育上問題があるサイトなどをフィルタしているため、そういう点では安心です。
 
さて先日のこと。
 
教育委員会からFAX。
 
「各学校に配置された行政イントラネット端末ですが、これを明らかに私的な目的に使用している職員がいるようです。
行政端末からインターネットへの接続は、全て市のセンターサーバーを経由しており、ログが保存されています。
行政端末からのインターネットの使用は、教育目的に限るようお願いします。
あまりに使用状況が目に余る場合には、インターネットの使用禁止もあり得ますので注意してください」
 
あらら。
 
脅されてるよ。
 
「私的な目的」と「教育上の目的」を峻別するのは難しそうですが、「明らか」だというからにはそれなりの内容だったのでしょう。
 
そのFAXを見た事務官が青くなって、
「私この間、H先生に電車の乗り換えを調べてもらったんですけど、それでしょうか?」
なんて言ってましたが、まあそういうレベルじゃなかったんでしょうね。
 
しかし、使用禁止って子どもみたい。
 
そういえば、本校でも、(行政端末ではないですが)パソコン室で、子どもたちが
「やばい、これやばい! エロサイトだ!」
って騒いでたことがありました。
 
パソコン室を使ってるうちになんか出ちゃったらしい。
 
いや、エロサイト、というか、出会い系サイトの広告だったらしいんですが。
 
当該クラスは当面インターネット使用禁止。
 
市でフィルタしているはずなんですが、どうも、心霊写真のサイトをあちこち見ているうち、出会い系のポップアップ広告が開いてしまった……ということのようです。
 
私が話を聞いた時にはすでにブラウザも閉じていたので定かではありませんが。
後で色々試してみましたが、結局その時の状況は再現できませんでした。
 
行政端末で試したんですが。
 
「心霊写真」
とか
「出会い」
とか検索して。
 
…………ひょっとして、犯人は私?

*1:ただし、パソコン室からでは行政イントラネットにログインすることはできません。