もうすぐ、就学時健康診断というものがあります。
来年度入学する子が視力や聴力テスト、知能テストなどを受ける行事です。
会場は各小学校なので、本校にも未就学児がやってくるわけです。
その打ち合わせで、自分が担当するグループの子の名簿をもらって確認していたのですが。
同じグループ担当の先生と。
「森川…苅梅? 何て読むんです?」
「『かりも』ちゃんだって」*1
「かりも。女の子なんですね」
「梅って『も』って読むの?」
「読まないと思いますね……。『母』がそう読めるから、ってことなんでしょうけど……」*2
と、そこへ遅れてやって来た先輩(2児の母)が名簿を見るなり、
「もりかわかりも!? これ、逆から読んでも同じ名前になるようにしたんじゃない! そんな名前の付け方ってある!? それで名前が『かりも』って!」
「えっ」
「ああー……!」
一見して読めない名前、というのは、小学校ではもはやスタンダードになった感すらありますが、回文になってるというのはさすがに初めて見ました。
先輩はだいぶご立腹でしたが……苅梅さんの将来に幸あれ。