「平成24年度教科用図書受領冊数集計システム」
が作成する
「転学児童教科用図書給与証明書」
はそのまま使うと間違ってる場合があるので信じないこと。
……いや……。
「転学(略)給与証明書」っていうのは、転校する子どもが、前の学校でもらって転校先の学校に提出する書類です。
「私は前の学校でこういう教科書をもらいました」
という証明書ですね。
で、
「受領冊数集計システム」
は、文科省の抜け作がどこかの抜け作業者に委託して作らせたソフトです。
今年使う教科書……学校が政府に支給を要求する教科書の種類・冊数を報告するにあたって、この使いづらいシステムを使ってデータと書類*1を作成しています。
つまり、このシステムの中には、本校が今年受領して児童に給与した教科書のデータが記憶されているわけですから、「転学(略)給与証明書」を作成するのにこのシステムを使えば、特に帳簿などを照合せずとも、スイッチポンの簡単操作で正しい書類が作成されるわけです。
と思った私が馬鹿だった。
何日か休みを取って今日学校に行ったら、机の上に
“「転(略)書」に間違いがあると連絡がありました”
のメモが。
えー。
……いや、そりゃあ、書類を提出する前によくチェックしなかった私が抜け作なんですけど。
なにぶん、
「今日転出します。16時に学校に行くのでその時に書類をください」
って言われて大慌てで作ったのであんまり良く見なかった。*2
大体、給与証明書を作るなんて数年ぶりで、それを受領冊数集計システムを使うこと自体覚えてない状態だったので、
「あったこれだ! データも自動的に入力されて、あとは児童名と転出先を入力すればいいだけなのか! よしできた!」
……と思って提出してしまったのがまずかった。
……だって、正しいデータはシステムの中に入ってるわけですよ?
それをもとにしてシステムが自動的に作った書類なんですよ?
内部のデータから、該当学年の教科書だけ抜き出せばいいだけなのに、わざわざ、
「だいたい合ってるけど何ヶ所か間違った書類」
が吐き出されるとは普通思わないじゃないですか……。
お前は俺か。
さらにやりきれないのは、このシステムって毎年毎年新しいのが作られるので、今年気がついたこの事実は、来年には(ひょっとすると後期転学用にも)生きないかも知れないってことです。
とにかく教訓は、「教科書システムを信用するな」ということですね……。