夏休みボケの恐怖。

夏休みが終わりましたね。
 
子ども達にとって夏休みは楽しいものですが、4月からずっと培ってきた学習習慣などが崩れてしまいがちなので、担任にとってはちょっと心配な時期でもあります。
 
1年担任のR先生と。
 
R「もー、うち、きれいさっぱり忘れてて大変ですよー。
  算数の時間、復習の問題出したら、
 『せんせー、こたえがありません!』
 ですもん……」
K村「おお、一年生で解のない問題ですか。レベルが高い」
R「そんなわけないじゃないですか!
  で、
 『じゃあ、式を立ててみようね』
  って言ったら、
 『しきってなんですかー?』
  とか言うんですよあの子ら!」
K村「それは……」
 
 レベルが高い。
 
R「こう、休み前に
 『なつやすみドリル、もらってすぐおわっちゃいましたー!』
  とか言ってた子ほど忘れてますね」
K村「ああー。こつこつやらないから」
 
 継続は力なり。
 ……早めに終わらせて、その後なんにもやらないからいかんわけですが。
 
R「あと、2時間目くらいに
 『おなかすいたー!』
 とか言い出す子がぞろぞろいるんですよ。
 きっと夏休み中……」
K村「おやつ食べ放題ですかね……」
 
 休み明けすぐに身体計測があるんですが、計るまでもなくぷにぷに度*1が上がってる子が多数。
 
 学習内容を思い出し、学校生活のリズムを取り戻すまで、苦労しそうですね。
 
 ……え? うちのクラス?
 
K村「それじゃ、ひさしぶりに漢字のミニテストをしまーす。用紙を配りますねー」
A児「先生、紙をくばる前に、こくばんにもんだい書くんですよ?
K村「おお、そうだった」
 
 きれいさっぱり。
 
 ……苦労しそうです。

*1:身体計測で計る。嘘。