自慢っぽいこと。

filinion2008-02-17

いつもダメダメストーリーばかり展開している私ですが。
 
このままでは、いかにもダメ教員だと思われそうな気がしてきました。
たまには、良いことを書いてもいいと思うのですよ!
 
というわけで。
 
先頃行われた科学コンクールにて、本校のグループが県出品の栄誉を獲得しました!
 
部活動としての研究活動でした。
(野球・ソフト部の熱血保護者監督について行けない子が集まって、卓球とかキンボールとかをやる、「その他部」的なもの。顧問が今年度後半から内地留学に行ってしまったので、私が顧問的な立場)
 
ちなみに、4チームに分かれて研究して、特選・金・銀×2、という成果。
全チーム入賞とか。
がんばりすぎだ、君ら。
 
私は、科学研究の指導は初めてでしたし、指導しながら、
「……銀をとれるといいなー」
とかいう考えだったので、腰が抜けました。
 
その他部万歳。
 
いつも周囲に迷惑かけてばかりの私ですが、たまには成果が。
これまでの苦労が報われるというものです。
 
土日も集まって活動したり、出品票の書き方がわからなくて理科の先生に聞いたり、資料制作が間に合わなくて子どもにそうじをさぼらせて作業させたり、パネル作りが間に合わなくて校長先生にまで手伝ってもらったりした苦労が……
 
……いつもご迷惑をおかけしております。
 
もちろん、一番がんばったのは子どもたちですし、指導者としても私一人の手柄ではないわけですが。
4チームも一人で指導するのは無理だ、ということで、研究全体の流れは私が助言するものの、実際の作業については、Y先生とR先生にそれぞれ1チームずつ指導して頂きました。
 
ちなみに賞の内訳は、
 
Y先生チーム:特選
R先生チーム:金
K村チーム:銀×2
 
……あれ?
 
ともあれ、賞を取るのが目的で研究するわけではないですから。
今回は口を出しすぎたかなあ、と感じてもいます。
自分が、嫌いだったはずのコンクール至上主義に陥っていたのでは、と、反省もしているところです。
 
*おまけ
コンクール会場で見かけた作品。
 
……こんな事言ったら申し訳ないけど、受賞してないんで安心しました。*1

*1:内容は、2つの鉢植えの花に、「ありがとう」と声をかけた水と、「ばかやろう」と声をかけた水をそれぞれ与えて、変化を観察する、といったもの。
経過を示す写真入りなんですが、結論としては「弱ってきたような気がする」とかでした。
自分で判定すると主観が入るから難しいよなあ。
 
対象をそれぞれ20株くらい(小さいビニールポットに一つずつ種をまくとか)に増やして、成長が順調かどうかは、どれが「ありがとう」と声をかけた水か知らない人に判定してもらう(ブラインドテスト)とかすると、たとえ結論が
「大きな変化はないことがわかった」
とかでも(もちろん変化があっても)賞に入ったかも知れない。