師走にごろごろ。

冬休みになりました。
「師走」といいつつ、二学期制なので、通知票などの記入がなく、それほど忙しくはありませんでしたね。
 
さて、今年度も残すところあと3ヶ月ほど。
 
今担任している学級については、学習などのまとめの時期だなあ、と思うわけですが。
 
それとともに頭をよぎるのが、「来年度はどうなるのかなあ」ということです。
 
そもそも昨年度このブログを書き始めたのは、学級が落ち着いていて、気楽な記事が書けそうな気がしたからでした(で、プライベートでトラブルがあって目論見が外れたわけですが)。
 
以来、一年半ほどブログを書いて、他の先生のブログも拝読してきたわけですが、やっぱり、年度が替わってブログのトーンが大きく変わることって多いよな、と実感します。
 
閉鎖されてしまった霞先生のブログもそうでしたし。(いや、霞先生の場合、教室よりも職員室の影響が大きかったんでしょうか?)
時々読んでるさくら先生のブログ「センセの日常。」も、今年に入って受け持ちが変わって以来、なんだか悩み多き感じ。(主たる悩みは「職員室の雰囲気が悪い」ことなんですけど。でも、年度が替わって以来、去年はいっぱいあった「子どもがかわいいかわいい」って記事がほとんどなくなった気が)
serohanさんは教員ではありませんが、「先生」と呼ばれる立場であることも確かではあり。「http://d.hatena.ne.jp/serohan/」(「受け持ちの子の悩み」という点ではserohanさんが一番大変そうかも。少なくとも私には持てないです、このクラス)
 
私自身は、学年は持ち上がりでしたから、大して変化はありませんでした。
そうは言っても学校統合に伴ってクラスの人数がほぼ倍増しましたが。
その辺のことが記事のトーンに反映しないよう心がけてはきたつもりですが、それでもやっぱり、昨年度と今年度では雰囲気が変わっているなあ、と、読み返してみて思います。
 
担任が学級の雰囲気に影響を与える、というのは間違いないのですが、逆に、受け持つ子どもによって担任が影響を受けるのも確かです。
 
さて、来年度。
「楽なクラスを受け持てたらいいなあ」
……と言ってしまうと身も蓋もないですね。
 
一方で、「楽なクラス」ばかり受け持っていては力量がつかない、と感じるのも事実です。
 
先輩のH教諭は、来年度異動するであろうことが確実視されていますが*1、大規模校への異動が希望だそうです。
 
曰く、
「確かに大規模校は学級の人数が多いし、困った子どもや困った保護者も多くて大変だけど、それはたぶんこれからの社会全体の傾向だからね。
大規模校のほうが勉強になるのは確かだし、一方で、大規模校そのものは、少子化と共に今後減っていくだろうから。
そういう勉強は、今しかできないよ」
 
あえて大変そうな道を選んで、自らを磨こうとしているH先生は立派だなあ、と思います。
 
いや、H先生、大規模校への異動を希望したせいで異動できなかったんですが。去年。
 
「人事は神事」とかいうんだそうで、来年度がどうなるかわかりませんけども。(まあ、異動はないでしょうけど)
 
うーん。
「若い内の苦労は買ってでもしろ」
と申します。
幸い、今の学校は親切な先生方が多くて、困難があっても助けてくれそうだし。
 
……来年度、私に対応可能な範囲の苦労が降りかかりますように。(弱っ!)

*1:去年もされていた。