ローカルルール。

教員になってありがたいのが、給食があること。
給食は栄養のバランスがいいので助かります。
給食費は給与天引きで徴収されますが、そんなの安いものです。
 
さて、給食の時間。
 
「あっ! パンおっことしちゃった!」
「3秒以内だから大丈夫! 拾って、落ちたとこをはたいてから食べなよ」
「えー? うちのお母さんは5秒って言うよ?」
「あー、きっと、お母さんは床をいつもきれいにそうじしてるから自信があるのだよ」
「うちのお母さんは落ちたものは食べるなって言うー」
「う、そ、そういうこともあるかもしれないな」
「でもね、外でバーベキューした時に5秒って言ったんだよ」
「それは豪儀だな」
「先生、パン水道であらってきまーす」
「粉物を洗って食うなっ! アライグマか!」
「おれ、前あらって食ったけどうまかったよー」
「お前は変なことして食う前にちゃんと野菜を食べろ」
 
……バランスはともかく、落ち着いた気持ちで食べたいな、と思うことはあります。*1
 

*1:まあ、学校では、給食も「給食指導」で仕事の一部ですから、「落ち着いて飯が食いたい」というのは贅沢な話ではあります。