体育でマット運動をやっています。
器械運動は、指導を怠ると、リレーや幅跳びなどよりも重大な事故が起こる危険があります。
突き指や児童同士の衝突などが起こらないよう、十分な事前指導が重要です。
しかし、残念ながら万全を期しても万全にならないのが現実というもの。
先日、体育の時間中、子どもの一人が、目の下のあたりをおさえながらやって来ました。
「先生、目のところ、足とぶつかったー」
「ありゃ。見せてごらん」
幸い、足がぶつかったのは眼球ではなくて頬で、大した怪我ではありませんでした。
「それで、誰の足とぶつかったの?」
「んー、自分の」
「……器用だな」