お疲れ休み

filinion2006-05-07

少し前にはやった、成分解析
 
何でも名前を入れて「成分を解析する」ボタンを押せば、それが何でできているか教えてくれる、という驚くべきプログラムです。
 
ブラウザ上でも行うことができます。
成分解析 on WEB
 
これさえあれば、
「グミキャンディーって、何でできてるの?」とか、
「人体はどんな物質で構成されているんだろう?」とか、
「天才が99%の努力だとすると、秀才は?」
「全世界の死因の内訳は?」
自民党共産党の構成はどうなっているんだ?」
「結局の所、人生ってなんだろう?」
……といった疑問に、クリック一発で答えが出ます。
 
で、このブログを解析してみました。
 
結果。

小学校笑いぐさ日記の成分解析結果 :

小学校笑いぐさ日記の87%は嘘で出来ています。
小学校笑いぐさ日記の6%は鍛錬で出来ています。
小学校笑いぐさ日記の5%はやさしさで出来ています。
小学校笑いぐさ日記の2%は元気玉で出来ています。

…………。
 
そ、そーかー。
 
そうですよね、やっぱり日々の鍛錬と、やさしさですよね。
 
そして(元気玉と同様)、みんなから少しずつ元気を分けてもらうことで、このブログは成り立っているんですね。
 
……。
 
いや、ほんとですよ?
 
さて。
 
このあたりの学校では、「お疲れ休み【俗】」という言葉があります。
 
遠足などの大きな行事や、連休などの後に、子どもが熱を出して欠席してしまうことを指します。
 
ゴールデンウィークも終わり、遊び疲れでぐったりしている子どもたちも多いんじゃないでしょうか。
今になって5日ぶんの宿題を片づけようと悲鳴を上げている子もいるかも知れませんね。
休み明け、眠そうに登校してきたり。
 
かく言う私は、今年は過去に例がないほど充実したゴールデンウィークでした。
 
野球部の大会の応援にも行けなかったほどです(おい!)。
 
で、さっきまで存在を忘れてたんですが、宿題がありました。
 
えーと、今年度の個人目標と、学級経営計画と、学校グランドデザイン。
 
……今夜は寝られそうにありません。
 
まあ、グランドデザインは、決定稿ではなく、たたき台作りです。
グランドデザインは一人で作るのではなく、それを他の先生方にも見てもらって完成させるものですから。
 
……ていうか、なんで私ごときがグランドデザイン*1制作なんて大それたことをしてるのかよくわかりませんが。
 
学級経営計画については、ある学年の目指すべき地点というのは、毎年そうそう変わる物ではありませんから、昨年度のものを参考に。
むしろ、目標より「学級の現状」を書く方が大変です。
 
で。
一番の難物が、「個人目標」なんですけどね……。
 
私、今年一年、どういったことを目指して教員生活を送ったらいいんだろうか。
H教諭に言われたことも頭をよぎるんですが、自分が学校に向けて出していくべきカラー、というのが、今ひとつ具体的にわからず、悩んでいました。
 
しかし、つらつら考えるに、今年に入って学校に貢献したことと言えば、週指導計画作成支援ソフトがあります。(ていうか、それしかない)
 
本校では、週指導計画*2Excelで作成し、提出します。
 
これを、ミスせず作成するために、単元名と配当時数を入力してボタンを押すと、教科名を検索して、単元名と何分の何時間目かを自動的に入力してくれるソフトを自作したのです。
(日本語プログラム言語「ひまわり」を使用しました)*3
 
自分用に作ったものですが、これが教務主任の目にとまり、他の先生方にも使ってもらうことに。
 
……ただ、卯崎小では週指導計画は手書きだったそうで。
ただでさえ初めてのことでとまどっている所に、私が自分専用に作った、インターフェイスが劣悪なソフトを押しつけられた先生たち(特に、パソコンが苦手な先生)には、あまり評判がよろしくないのですが……。
 
こういったことを考えると、やはり、今年の数少ない分掌である、情報メディア教育主任として、パソコンをより多くの場面で活用していくことを考えるのが、本年度の目標として適切かも知れません。
 
職員室の業務もそうですが、授業でも。
(というか、むしろ業務の進め方に私が口を挟むのは難しい)
 
まあ、自作ソフトを作ることが、これからどの程度あるかはわかりませんけれど。
パワーポイントで教材を作るとか、いろいろがんばってみる、というのを目標にしようかと思っています。
 
……そんなことを考えつつ、こんな何の役にも立たないモノを作っていたり。
 
何かの名前を入れて「分析開始」ボタンを押すと……


このように、自動的に円グラフが描画されます。

分析終了。
グラフの色はランダムですが、なんとなくもっともらしい色で塗り分けられているような気がします。
 
グラフとともにテキストでも出力されます。
 
残念ながら、元になった「成分解析」とは、分析結果が全然異なってしまうので、(私がやったように)面白い結果をネット上で公開してみんなに見てもらう、といった目的には適しませんが、一人で楽しむ分には、動きがあって楽しいと思います。
 
……「教育の28%は、アスベストでできています。」
……笑えないな。(どんな結果になるか、作った人間にも全然予想できない)
 
需要があるかどうか知りませんが、アップロードしてみたので、暇な方は暇つぶしにどうぞ。(zip形式)*4
http://erotyabin.gotdns.com/user/erotyabin/cgi/uproda/img/upsf002659.zip
 
……いや、自分は暇じゃないんだった。

*1:本年度の学校経営の目標と、その達成のための具体的方策を、校外向けに図でわかりやすく示したもの。

*2:何月何日の何時間目に、どの教科のどの単元の第何時間目を行うか、と書いた計画書。

*3:Excelなら、マクロを使った方がいいんじゃないか、という話もなくはない。

*4:成分解析メーカー」というものがこの世にはあるので、自分で作りたいならそっちの方が楽だ、という話もなくはない。円グラフは出ないけど。