先日、PTA行事で、本校の子どもたちや保護者の方たちと一緒にバスに乗りました。
隣の席に座っていた男の子が、
「(小声で)先生?」
「ん?」
「あのね、ないしょね」
「うんうん」
内緒話は禁止、というのが学級ではルールなんですが、まあそういう状況ではないし、そもそも違うクラスの子だし(いい加減)。
ちなみに、反対側には、違う子のお母さんが座っています。
「(小声で)前ね、お父さんがお母さんのお布団にいたんだよ」
…………。
「ね、寝相が悪いんだね」
「ううん、起きてた。なんかね、はだかで、こうやって(腕立て伏せのように手を出す)お母さんの上に(青少年健全育成条例により一部削除)って言ってたんだよ」
「そそそそうなんだー……」
あはあはあはは。
笑うしかない私。
曖昧な笑いを浮かべていると、反対側に座っていたお母さんが、
「子どもってよくわかんないこと言うでしょー。先生も困るよねえ」
いや、むしろ分かりすぎて困ってるんですが。
あはあはあはは。
曖昧な笑い。
えーと、まあ、つまりその。
ご両親の仲のよろしいことは、子どもたちの健全育成にとってたいへん有益なことと存じます。
でも、子どもたちの発達段階には十分な配慮を。
つまり年齢制限には気をつけろ。