風前の灯火?

僻地の小規模である本校。
 
現在は、各学年単学級(一学年一クラス)ですが、数年後には複式のみになってしまうという予定です。(校区の戸数が少なくて、出入りもほとんどないので、5・6年後に全校児童が何人になるか、ほぼ正確に分かるのです)
 
なので、いずれ隣の学校と統合されるだろう、という話は、結構前からあります。
しかし、双方の保護者の意向がまとまらなかったりして、あまり具体的な話にはなっていません。
 
……と、思いきや。
 
近々行われる選挙の結果いかんによっては、来春にも統廃合だとか。
 
なんだか、候補者の一人が統合を公約に掲げているんだとかで。
 
選挙が終わるまで、はっきりしたことはいえないのですが、かなりそれが優勢そうな気配。
 
「でも、そうなると選挙後5ヶ月で統合の準備しなくちゃならないんですか」
「うん……。カリキュラムの編成とか、おおごとだね。教育委員会が面倒見てくれればいいけど……」
「日程だけ決めて、『あとは現場でやれ』って言われるんじゃないですか?」
「そうかもね……」
 
再来年あたりに統合されるのでは、というつもりで準備は進めていましたが……。
統合となれば、本校職員は残らず異動とか。
うひゃあ。
 
政治の都合で学校の運命が決まるのは納得いかない思いもありますが……。
 
しかしまあ、普通選挙の結果は民意の表れで、民意は地域と保護者の意向だと思うしかないですね……。
 
どおりで、10月中に各学校に導入されるはずの光回線が、うちにはいつまでたってもやってこないと思ったよ。
くそう。