あんなこといいな、できたらいいな。

2年の国語に、「あったらいいな、こんなもの」という単元があります。
 
まず、ドラえもんひみつ道具のような、「こんなものがあったらいいなあ」というものを自分で考えたうえで、それがどんなものかみんなの前で発表し、みんなから意見をもらうという学習をします。
 発表と意見交換の練習ということになりますね。
 
担任「……というわけですが、みんな、『こんなものがあったらいいなあ』というものはありませんか?」
A男「秘密基地!」
担任「なるほど。男の子だなあ」
A男「あと、子ども部屋もほしい」
担任「……切実だな」
 
本当にほしい物はプライバシーなのかも知れません。
 
B女「お母さんがほしい」
担任「……もう一人お母さんがほしいの?」
B女「なんか大変そうだから、二人でやったらいいと思う」
担任「なるほど……」
 
これまで、七夕の短冊なんかでは、
 
「妹がほしい」
「お姉ちゃんがほしい」
「やさしいお姉ちゃんがほしい」
「大人のお姉ちゃんがほしい」
 
なんてのは見たことがありましたが、お母さんをもう一人、というのを聞いたのは初めてでした。
 
……大人のお姉ちゃんね……。*1

*1:私の乏しい勤務経験から言うと、(このケースもそうですが)女の子が姉妹をほしがることが多い気がします。
男の子が兄弟姉妹をほしがるのはあまり見たことがないですね。
もっとも、本当は弟や妹がほしいんだけれど、同級生の手前恥ずかしくて言えない、という可能性も多分にありますが。