ラジオで、「天ぷら油を燃料にして動くトラック」の話をしてました。
天ぷら油そのもので動くのではなく、それを加工した油で、という話なので、バイオディーゼルの事だと思うのですが。
とある運送会社が、使用済みの天ぷら油を燃料に変化させる装置を購入したのだそうで。
設備投資は実に数千万円かかりましたが、廃油は近所の料理店だのなんだのから分けてもらうので、燃料代は半分で済むようになったのだとか。
原油価格高騰の折、その会社には問い合わせが相次いでいるとのこと。
先日入れたアルコール燃料、朝、エンジンを始動した直後、明らかに力が弱いようです。
エンジンが冷えているからでしょうか? 少し走行してからとか、日中は問題ないのですが。
ひょっとすると真冬は厳しいかも知れません。
あと、排気ガスが、ベンジンか何かの臭いがします。
なぜ自分の車の排気の臭いがわかるのかというと、信号などで窓を開けて停車していると、件のガソリンスタンドで嗅いだのと同じ臭いがしたので、「ああ、これだ」と。
いかにも体に悪そうな臭いだな、と思ったのですが、それじゃあ普通の排気ガスは体にいいのか。
ラジオで言っていた運送会社、
「排気ガスが天ぷらの臭いがするので、食品の運搬には適さないかも知れない」とアドバイスしているのだそうです。
……しかし、それでは私たちが普段食べているものは、排気ガスの臭いがついているのでしょうか。
あるいはそうなのかも知れません。
信号で窓を開けて停車している時、今までも自分の車の排気ガスが窓から入ってきていたはずですから。
私たちは排気ガスの臭いに慣れてしまっており、感じないだけなのかも(「ドラえもん のびたの宇宙開拓史」とかを思い出しました)。
あれこれ調べてみると、バイオディーゼルには、原料となる廃油の提供元によっては、焼き鳥の香りがする排気ガスとかあるらしく。
じゃあ、ぜひ、チョコレートの香りの排気ガス(原料:カカオ脂)とか作って頂きたい物です。
匂いを嗅いだだけでチョコレートが食べたくなりそう。
これってもしや新しいマーケット?
- ローズオイルなどを混入することで、車の香りで自己主張ができる。
- うなぎ、トンカツなどのにおいがする軽油を作って、トラックの側面のみならず排ガスも広告にする。
- 肉食獣の臭いを漂わせることによって野生動物を警戒させ、道路に飛び出す事故を防止する。
- 鎮静作用のあるアロマによって、周囲の車に安全運転を実行させる。
事業化を考えられた方、ぜひご一報下さい。
……とりあえず私は次回は普通のガソリンを入れますが。